HIT244αを4枚ほど持っているのですが、手持ちのチャージコントローラーで使えるでしょうか?

本ブログの読者から質問を頂きました。
DIYソーラー(自作太陽光発電)に興味をお持ちの方の参考になるかも知れませんのでご紹介いたします。


読者M氏からの質問

パナソニックのHIT244αを4枚ほど持っています。

このソーラーパネルを、
・入力電圧:60V
・入力電流:10A
・システム電圧(バッテリー電圧):24V
というチャージコントローラーで使うことは可能でしょうか?


新潟おてんとサンの返答

こんにちはMさま。
メッセージをいただけて非常に嬉しいです!

以下に、僕なりの考察を書いて見ますね。


HIT244αパネルの仕様

このソーラーパネルの仕様は、
244W、43.5V、5.61A
ですね。

コレが4枚あるワケですから、いくつかの接続方法でどんな出力になるのかを考えてみます。


HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を直列接続にするとき

2直列で
488W、87.0V、5.61A
(パネル2枚)

3直列で
732W、130.5V、5.61A
(パネル3枚)

4直列で
976W、174.0V、5.61A
(パネル4枚)

ソーラーパネルを直列接続にしていくと電流は抑えつつ電圧を上げることができます。


HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を並列接続にするとき

2並列で
488W、43.5V、11.22A
(パネル2枚)

3並列で
732W、43.5V、16.83A
(パネル3枚)

4並列で
976W、43.5V、22.44A
(パネル4枚)

ソーラーパネルを並列接続にしていくと電圧は抑えつつ電流を上げることができます。


HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を2直列(2組)として、それをさらに並列接続にするとき

2直列で
488W、87.0V、5.61A
(パネル2枚)

なので、コレを更に並列にすると、

2直列を2並列で
976W、87.0V、11.22A
(パネル4枚)

という出力になります。


HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を4枚組み合わせるときのパターン

4直列で
976W、174.0V、5.61A

4並列で
976W、43.5V、22.44A

2直列を2並列で
976W、87.0V、11.22A

どれもパネル4枚で合計で976Wです。
ですが、パネルの接続方法によって出力させる電流と電圧を変えることができることが分かるかと思います。

この、それぞれの数値と、チャージコントローラーに入力できる電力を比較すれば、上記のパネルを使えるかどうかが分かりますね。

※『複数接続したソーラーパネルの電圧と電流の関係
で、もう少し詳しく書いてあります。


60V:10Aを入力できるチャージコントローラーについて

入力電圧:60V
入力電流:10A
システム電圧(バッテリー電圧):24V

このチャージコントローラーのスペックが何を意味するのかというと、

最大で600Wのパネルしか接続できない(60V × 10A = 600W)
電圧は60V以内
電流は10A以内

ということになります。

HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を2枚使うとしても、
2直列で、488W、87.0V、5.61A(電圧が高すぎる)
2並列で、488W、43.5V、11.22A(電流が高すぎる)
となってしまい、チャージコントローラーの許容範囲を超えてしまいます。
つまりどっちもアウトです。

パネルのW数は許容範囲ですが、2直列なら電圧が、2並列なら電流が、それぞれオーバーしてしまいます。

つまり、このチャージコントローラーと244W、43.5V、5.61Aのパネルと組み合わせるなら、1枚が限界ということになります。
チャージコントローラーの許容範囲に対して、各項目でそれなりのマージンがあるので、上記のパネル1枚でちょうど良いと思います。

それともう1点。

このチャージコントローラーは24Vバッテリー(12Vバッテリー2直列)に充電するものなので、36Vや48Vのバッテリーを使いたいときには役に立ちません。

仮に、12V100Ahのバッテリーを準備できるとして、2直列で24V100Ahとして使えるということです。
(バッテリーを並列接続しないという条件で)

HIT244α(244W:43.5V:5.61A)1枚であれば、24V100Ahに充電するのに不足はないでしょう。


HIT244α(244W:43.5V:5.61A)を4枚使えるチャージコントローラーを探すのが先決

今回の場合は、使いたいソーラーパネルが決まっているので、それに見合ったチャージコントローラーを探すのが良いかと考えます。

また、バッテリーも使うでしょうから、どれだけのバッテリーを使うのかによって、使えるインバーターも限定されてくるでしょう。

どんなバッテリーに充電できるかはチャージコントローラー次第なので、チャージコントローラーにめぼしをつけると、他の部分の構成が見えてきそうですね。

以上が新潟おてんとサンの返答となります。


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以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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