本ブログの読者さまから、自作PCについての質問を頂きました。
自作PCやマザーボード交換時などの参考になるかも知れませんのでご紹介いたします。
■読者K氏からの質問
マザーボードの交換に際して、CPUの取り外しとwindowsのライセンス認証のタイミングなどについて、気になる事があります。
マザーボードの交換時に注意が必要な点は静電気ですか?
また、CPUの取り外しの手順は取り付けの逆で良いでしょうか?
windowsはDELLの撤去品が安く出回っていますが、プロダクトキーが使えないという投稿もありますので、新品を購入しようかと思っています。
マザーボードがうまく動いたら、windowsをインストールすればよいのですね?
認証はその後確認されるのでしょうか?
windowsをインストールしてインターネットに接続しないと認証されないでしょうから、ライセンス認証のタイミングが気になります。
以上、教えていただけないでしょうか?
■新潟おてんとサンの返答
こんにちはKさま。
メッセージをいただけて嬉しいです。
ご質問の件、僕なりに回答させていただきます。
>>マザーボードの交換時に注意が必要な点は静電気ですか?
静電気には気をつけましょう。
身近な金属にマメに手を触れながら作業します。
>>CPUの取り外しは取り付けの逆
その通りです。
特に難しいことはありませんが、CPUをソケットに乗せるときには慎重にしてくださいね。
ソケットにCPUを落としてしまってピンを破損してしまったという事が起こります。
こうなってしまうとマザーボードの修理や交換となってしまいます。
あとはCPUクーラーの取り付けですね。
ヒートシンクとCPUがシッカリ密着していること、CPUグリスは多すぎても少なすぎても良くないです。
>>windows はDELLの撤去品が安く出回っていますが、プロダクトキーが使えない
まぁDELLのPCのハードウェア構成にライセンスされたOSですからね。
あまりにもライセンスの構成とかけ離れているPCだと認証しないかもしれませんね。
いずれにしても、こういうOSを自作PCにインストールしてしまうとその時点でライセンス違反です。
仮にライセンス認証をパスしても、いきなり使えなくなってしまったりするかも知れません。
何が起こっても文句が言えないし下手をすれば訴訟沙汰。
そういうPCの使用状況を強いられるので、お勧めは出来ません。
>>新品を購入しようかと思っています
壊れてしまったPCのOSは使えないのでしょうか?
メーカー製PCの場合だったら、OSは使いまわすことが出来ないので仕方ありませんが。
安易な不正規品に手を出さずに新品購入を考えられている点は賢明です。
>>マザーボードがうまく動いたら、windowsをインストールすれば良いのですね?
以下に、ザックリですがPC組立てからライセンス認証までの手順を記します
・マザーボードとCPU、あとは最小の構成(組立て完了)で電源ON
⇒起動しないなら配線ミスなどをチェック
⇒起動したならBIOSの設定
・BIOSの動作を確認できたらOSのインスイトール
インストール中のチェックで、ライセンス認証に関するアンケートがあるかもしれません。
インターネットに接続時に認証とか、後回し的な項目を選択することになりますよね。
・win7インストールが完了したら、マザーボードに付属のDISKからドライバをインストール
自作PCの場合、OSをインストールしてPCのセットアップ完了とはなりません。
win7のインストールが完了しただけで、マザーボード上のハードウェアが機能していないハズです。
LANやディスプレイアダプタも適当なドライバが当たっていて、LAN(インターネット)なんかは使えないことが多いです。
画面も低解像度ですしね。
これらを解消(マザーボードを正常に機能)するために、マザーボードに付属のDISKからドライバをインストールするワケです。
コレが完了して初めてインターネットにアクセスできるかと。
・マザーボードのドライバをインストールして正常に機能したらライセンス認証
この段階で、
『コントロールパネル』
⇒『システムとシキュリティ』
⇒⇒『システム』
でシステムを確認して見ましょう。
ここからオンラインでライセンス認証できるハズです。
何度か再起動をした後だと、すでにライセンス認証されているかもしれません。
メーカー製のパソコンにバンドルされたwin7であれば、そのPCに見合ったドライバが構成されていたり、初回の起動後に必要なソフトウェアを自動でインストールしてくれたりと、なにかと簡単ではあります。
ですが、自作PCだとそうはいかない場合もありますね。
>>windowsをインストールしてインターネットに接続しないと認証されないでしょうから、ライセンス認証のタイミングが気になります。
win7インストール後、ハードウェアが正常に機能(ドライバをインストール)した時点で『オンラインでのライセンス認証』が可能になると、そういう感じですね。
で、グラフィックボードや他のハードウェアはこの時点から追加できますね。
win7の認証は結構と簡単です。
win7は新品を購入であれば、クリック一つでオンラインライセンス認証できるでしょう。
自作系PCでwin7を使い回す場合は電話認証になるでしょうね。
これは文字通り電話でガイダンスに従ってライセンス認証します。
場合によっては担当者と直接お話ししてライセンス認証の可否を判断されます。
まぁ電話認証には時間が掛かります。
『自作系PCでwin7を使い回す場合』はスムーズにライセンス認証できます。
DELLの撤去品を自作PCにっていう場合とか、何かしらのライセンス違反があると、この電話認証ではじかれると、そういう事ですね。
以上が、自作PCを組み立て、OSインストールの大まかな手順です。
では、また何かありましたらお気軽に。
本ブログでは、読者の皆様からの質問やご意見を出来るだけ記事に反映させていくつもりです。
質問やご意見などなどコメントや直メールで遠慮なくお寄せくださいね。
以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。