Windows 7 の不要(ムダ)なサービスを停止して高速化、PCリソースもエコで参りましょう

1-windows7のシステム構成-サービス
5万円台でcore-i7を使ったパソコンを自作してみた(今更ながらのSandyBridgeだけど)
でサクッと自作した新潟おてんとサンのパソコンですが、半年を経過しましたがナカナカ快適に使えています。

ですが慣れって怖いもので、それなりのスペックを確保しているにも関わらず、節々の挙動で重く感じてしまう新潟おてんとサン。

ということで、
『Windows 7 の不要(ムダ)なサービスを停止してチョット快適』
な微調整を敢行してみることにしました。


『Windows』の『サービス』って何?

簡単にいうと、
『OSのブート時に起動して様々な機能を準備していてくれるお節介なお母さん』
的な存在です。

で、あまりにお節介が過ぎると・・・気が利くようでいて実はウザったい、ぶっちゃけ円滑にいかなくなってくるという有難くない機能までも提供してくれたりします。
・・・言いすぎですね(笑)

まぁ、『Windows』のブート時に一緒に起動して、便利に使えるようにバックグラウンドで常に動いてくれる存在ですね。


まずは、どんなサービスが動いているのか確認

『スタートメニュー』の『プログラムとファイルの検索』から呼び出し
2-スタート-検索-msconfig
『プログラムとファイルの検索』に『msconfig』と打ち込むと、『システム構成』というウィンドウが開きます。

『システム構成』の『サービス』というタブ
1-windows7のシステム構成-サービス
『サービス』というタブを選択すると『Windows』の『サービス』を一覧で確認できます。

たくさんのサービスが動いていますね!

で、この中から、使っている環境で停止しても良さそうなサービスを停止していくワケですね。


まずは、どんなサービスが動いているのか確認
3-サービス一覧
新潟おてんとサンのPCにはコレだけのサービスが(汗)
ダイエットのし甲斐があるってモンです。

当然ですがパソコンによって内容はまちまちです。
この中から停止して良いものを停止していきます。

一つ一つ調べ上げても良いのですが・・・『おサボり癖のある新潟おてんとサン』の手に掛かると2~3ヶ月は軽く経過してしまいそうなので、かいつまんで停止しても問題なさそうな部分だけリストアップしてみます。

新潟おてんとサンの場合はかなり適当に停止していますが、予期せぬトラブルを招くこともあるので慎重に操作してくださいね。


停止しても問題なさそうな『Windows』の『サービス』

Adaptive Brightness
『環境の光の状態を監視して、光の状態に合わせた画面の明るさの調節』
モニターが環境光センサーに対応していなければ必要なし。
僕のは古いモニターなので停止。

Application Management
『グループポリシーで展開されるソフトウェアのインストール、削除および列挙』
個人で使用のPCでは、通常は無効で問題なし。
との事なので新潟おてんとサンも停止。

Bluetooth Support Service
『Bluetoothデバイスの検出と関連付けをサポート』
Bluetoothを使用しないのであれば無効で問題なし。
僕はPCでBluetoothを使わないので停止。

Branch Cache
『ローカルサブネット上のピアからのネットワークコンテンツがキャッシュ』
個人で使用のPCでは、通常は無効で問題なし。
との事なので僕も停止。

Certificate Propagation
『ユーザー証明書とルート証明書をスマートカードから現在のユーザーの証明書ストアにコピーし、スマートカードがスマートカードリーダーに挿入されたときに検出』
スマートカードを使用しない場合は無効で問題なし。
新潟おてんとサンはPCでICカードの類を使わないので停止。

CNG Key Isolation
『CNGキー分離サービスは、LSAプロセスでホストされています』
ほとんどの一般ユーザーは無効で問題ないらしい。
たぶん僕は多数派ユーザの一員なのでの停止。
※ここをOFFにすると、無線LANが出来なくなる場合がありるとのご指摘をいただきました。
無線LANを使うPCの場合は停止しない方が良いでしょう。

Computer Browser
『ネットワーク上のコンピュータの最新の一覧を管理し、その参照者として指定されたコンピュータに一覧を提供』
家庭内LANの共有等に必要なサービス。セキュリティの面から無効が好ましい。
コレは停止を推奨している方が多数なので停止。

Diagnostic Policy Service
『Windows コンポーネントの問題を検出、トラブルシューティング、および解決』
アプリケーションやネットワークの障害時に診断を行うサービス。エンドユーザーは無効で問題ないらしい。
僕はエンドユーザの一員なのでの停止。

Diagnostic Service Host
『診断ポリシーサービスによって使用』
アプリケーションやネットワークの障害時に診断を行うサービス。エンドユーザーは無効で問題ないらしい。
僕はエンドユーザの一員なのでの停止。

Diagnostic System Host
『診断ポリシーサービスによって使用』
アプリケーションやネットワークの障害時に診断を行うサービス。エンドユーザーは無効で問題ないらしい。
僕はエンドユーザの一員なのでの停止。

Distributed Link Tracking Client
『ネットワーク内またはコンピュータのNTFSボリューム間のリンクを管理』
通常のエンドユーザーは無効で問題ないらしい。
僕はエンドユーザの一員なのでの停止。

Distributed Transaction Coordinator
『データベース、メッセージキュー、またはファイルシステムなど、複数のリソースマネージャーに分散されたトランザクションを調整』
通常のエンドユーザーは無効で問題ないらしい。
僕はエンドユーザの一員なのでの停止。

Fax
『このコンピューターまたはネットワーク上にあるFAX リソースを利用して、FAX を送信したり受信』
FAXを使用しないのであれば無効で問題なし。
FAXは使わないので停止。

Function Discovery Provider Host
『FDPHOST サービスは、機能探索(FD)ネットワーク探索プロバイダをホストします』
ネットワーク上の探索機能を使用しないのであれば無効で問題なし。
コレは停止を推奨している方が多数なので停止。

Function Discovery Resource Publication
『このコンピュータおよびこのコンピュータに接続されているリソースを公開して、ネットワーク上で検出できるようにします』
ネットワーク上の他のコンピュータと共有しないのであれば無効で問題なし。
迷わず停止。

HomeGroup Listener
『ローカルコンピューターの変更を、ホームグループに参加しているコンピューターの構成およびメンテナンスと関連付けます』
他のコンピュータとファイルやプリンタを共有しない、ホームグループの機能を使用しない、のであれば無効で問題なし。
ほぼスタンドアロンなので停止。

HomeGroup Listener
『ホームグループの構成とメンテナンスに関連するネットワーク タスクを実行』
他のコンピュータとファイルやプリンタを共有しない、ホームグループの機能を使用しない、のであれば無効で問題なし。
ほぼスタンドアロンなので停止。

Link-Layer Topology Discovery Mapper
『PC とデバイスの図(接続)情報、および各PC とデバイスを記述するメタデータから成るネットワークマップを作成』
ほとんどの個人ユーザーは無効で問題ないらしい。
僕は個人ユーザなのでの停止。

Media Center Extender Service
『Media Center Extender をコンピューターに割り当てて接続します』
ほとんどの個人ユーザーは無効で問題ないらしい。
僕は個人ユーザなのでの停止。

Microsoft iSCSI Initiator Service
『このコンピューターからリモート iSCSI ターゲット デバイスへのインターネット SCSI (iSCSI) セッションを管理します』
ほとんどの個人ユーザーは無効で問題ないらしい。
僕は個人ユーザなのでの停止。

Net.Tcp Port Sharing Service
『net.tcp プロトコル経由でTCP ポートを共有する機能を提供』
一般的なエンドユーザーは無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数なので停止。

Offline Files
『オフライン ファイル サービスは、オフライン ファイル キャッシュのメンテナンス活動の実行、ユーザーのログオンおよびログオフ イベントへの応答、パブリック API の内部の実装、およびオフライン ファイル活動やキャッシュ状態の変化に興味を持つユーザーに対する興味深いイベントのディスパッチを行います』
LANを構築していない場合や一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなのでの停止。

Parental Controls
『このサービスは Vista に搭載されていた Windows 保護者による制限機能の一部です。下位互換性のためにのみ提供』
ペアレンタルコントロール(保護者による制限)を利用しない場合は無効で問題なし。
僕しか使わないパソコンなのでの停止。

Peer Name Resolution Protocol
『ピア名解決プロトコル (PNRP) を使用して、インターネット上でサーバーなしのピア名解決が可能』
マイクロソフトの「Peer Networking」「リモートアシスタント」を使用したP2Pアプリケーションを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートアシスタント』などは使わないので停止。

Peer Networking Grouping
『ピアツーピアグループ化サービスを使用して、マルチパーティ通信が可能になります』
マイクロソフトの「Peer Networking」「リモートアシスタント」を使用したP2Pアプリケーションを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートアシスタント』などは使わないので停止。

Peer Networking Identity Manager
『ピア名解決プロトコル (PNRP) およびピア ツー ピア グループ化サービスに ID サービスを提供します』
マイクロソフトの「Peer Networking」「リモートアシスタント」を使用したP2Pアプリケーションを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートアシスタント』などは使わないので停止。

PnP-X IP Bus Enumerator
『PnP-X バス列挙子サービスは、仮想ネットワーク バスを管理します』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなのでの停止。

PNRP Machine Name Publication Service
『ピア名解決プロトコルを使用してコンピューター名が公開されます。netsh のコンテキスト ‘p2p pnrp peer’ で構成を管理できます』
マイクロソフトの「Peer Networking」「リモートアシスタント」を使用したP2Pアプリケーションを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートアシスタント』などは使わないので停止。

Problem Reports and Solutions Control Panel Support
『[問題の報告と解決策]コントロールパネルで、システムレベルの問題レポートの表示、送信、および削除のサポート 』
アプリケーションエラー等の情報をインターネット経由で送信するサービス。無効でも問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方もちらほら、僕は停止。

Remote Desktop Configuration
『リモート デスクトップ サービスとリモート デスクトップに関連する、SYSTEM コンテキストを必要とするすべての構成およびセッション管理』
リモートデスクトップを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートデスクトップ』などは使わないので停止。

Remote Desktop Services
『ユーザーがリモート コンピューターに対話的に接続できるようになります』
リモートデスクトップを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートデスクトップ』などは使わないので停止。

Remote Desktop Services UserMode Port Redirector
『RDP 接続用のプリンター/ドライブ/ポートのリダイレクトを許可します』
リモートデスクトップを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、たぶん『リモートデスクトップ』などは使わないので停止。

Remote Registry
『リモート ユーザーがこのコンピューターのレジストリ設定を変更できるようにします』
Windows Active Directory環境などでは必要な場合もあるので、それを使用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方が多数、迷わず停止。

Routing and Remote Access
『企業ユーザーのために、ローカル エリア ネットワークとワイド エリア ネットワーク環境でのルーティング サービスを提供』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなので停止。

Secondary Logon
『別の資格情報でのプロセスの開始を有効にします』
「別のユーザとして実行」を使用しない場合は無効で問題なし。
僕しか使わないパソコンなので停止。

Server
『このコンピューターでネットワークをとおしてのファイル、印刷、および名前付パイプ共有をサポートします』
ホームネットワーク(家庭内LAN)やネットワーク共有、ファイルサーバ等を利用しない場合は無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方もちらほら、僕は停止。

Smart Card
『このコンピューターで読み取られたスマート カードへのアクセスを管理します』
スマートカードを使用しない場合は無効で問題なし。
僕はこのPCでスマートカードを使用しないので停止。

Smart Card Removal Policy
『ユーザーデスクトップからスマートカードを引き抜いたときにデスクトップをロックするようシステムを構成できます』
スマートカードを使用しない場合は無効で問題なし。
僕はこのPCでスマートカードを使用しないので停止。

SNMP Trap
『ローカルまたはリモートの簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) エージェントによって生成されたトラップ メッセージを受信して、このコンピューター上で実行されている SNMP 管理プログラムに転送します』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなので停止。

SSDP Discovery
『SSDP 発見プロトコルを使用する、UPnP デバイスなどのネットワーク デバイスやサービスを検出します。また、ローカル コンピューターで実行中の SSDP デバイスを表示します』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなので停止。

Tablet PC Input Service
『Tablet PC のペンおよびインク機能を有効にします』
タブレットPCを使用していない場合は無効で問題なし。
迷わず停止。

TCP/IP NetBIOS Helper
『ネットワーク上のクライアントに対して、NetBIOS over TCP/IP (NetBT) サービスと NetBIOS 名前解決のサポートを提供することで、ユーザーがファイル共有、印刷、およびネットワークへのログオンをできるようにします』
NetBIOS系のサービスを使用していない場合は無効で問題なし。
NetBIOS系のサービスは使用していないので停止。

UPnP Device Host
『このコンピューター上での UPnP デバイスのホストを可能にします』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
セキュリティの面からコレの停止を推奨している方もちらほら、僕は停止。

WebClient
『Windows ベースのプログラムでインターネット ベースのファイルを作成および修正したり、インターネット ベースのファイルにアクセスしたりすることができます』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は停止。

Windows Error Reporting Service
『プログラムの動作または応答が停止したときにエラーが報告されるのを許可し、既にある解決策が配信されるのを許可します。また、診断および修復サービスのためのログの生成を許可します』
アプリケーションエラー等の情報をインターネット経由で送信するサービス。無効でも問題なし。
僕は停止。

Windows Event Collector
『WS-Management プロトコルをサポートするリモート ソースから受信するイベントの永続的サブスクリプションを管理します』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなので停止。

Windows Media Player Network Sharing Service
『ユニバーサルプラグアンドプレイを使用して、WindowsMediaPlayerライブラリを、ネットワーク接続された他のプレーヤーやメディア デバイスと共有します』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
僕は一般的な個人ユーザなので停止。

Windows Remote Management (WS-Management)
『Windows リモート管理 (WinRM) サービスは、リモート管理用の WS-Management プロトコルを実装しています』
一般的な個人使用では無効で問題なし。
迷わず停止。


実際に早くなるのか?

ホントのところは分かりません(汗)
『プラシーボ8割』くらいに思っておくのが良いかもしれませんね。

シャットダウンする際に『恐怖のブルースクリーン』を表示してしまいました。
その後は普通に起動しましたけどね。

50項目近いサービスを一気に停止したのでそれが良くなかったのかと。
停止するサービスは5項目くらいにしておいて、様子を見ながらやった方が安全かと思います。

セキュリティ面で停止しておいた方が良さそうなサービスも幾つかあったので、高速化というよりは穴埋め的な感覚でやってみても良いかもしれません。

システムのプロパティから視覚効果の調整をしてやる方が高速化の効果を体感できますね。

『コントロールパネル』
『システムとセキュリティ』
『システム』
『システムの詳細設定』
『詳細設定タブ』
『パフォーマンス』
から調整できますので。

エアロ、半透明、フェード、滑らか、スライド、あたりをキャンセルしていけば、キビキビした挙動を体感できるかも知れません。

いづれにしても、パソコンのスペックが低いほど効果は上がるかと思います。

自身の環境に合わせて、上手いこと調整してみてくださいね。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



2 thoughts on “Windows 7 の不要(ムダ)なサービスを停止して高速化、PCリソースもエコで参りましょう

  1. とおりすがり

    CNG Key Isolationをとめると無線LANに接続できなくなる(暗号処理ができなくなる)ことがありますよ。

    返信
    1. 新潟おてんとサン 投稿作成者

      はじめまして、とおりすがりサマ。
      コメント・ご指摘、ありがとうございます。

      記事内の該当部分に注釈させていただきました。

      返信

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