ソーラーパネル(太陽電池)にはどんな種類があるのか?

ひとえにソーラーパネルと言ってもいくつかの種類があります。

電卓に使われている太陽電池から住宅用のソーラー(太陽光)発電システムに使われるソーラーパネルなど、用途によって様々な違いがありますね。

また、ソーラーパネルには温度特性があり、本体の温度が上昇してしまうと変換効率が下がってしまうといった特徴があります。

以下に代表的なソーラーパネルの特徴をいくつか紹介いたします。


■多結晶シリコン型

・単結晶シリコン型には劣るが、比較的高い変換効率
・大量生産が可能で価格が安い
・パネルの温度上昇で変換効率が下がる

現在のソーラーパネルの主流になっています。


■単結晶シリコン型

・高い変換効率
・価格が高い
・パネルの温度上昇で変換効率が下がる

最も歴史の古い太陽電池です。
純度の高い1つの結晶を必要とするため大量生産できず、価格が高くなってしまいます。


■アモルファスシリコン型

・多結晶・単結晶のシリコンと比べると変換効率が低い
・価格が非常に安い
・パネルの温度が上昇しても、変換効率が下がりにくい

電卓などに使われている太陽電池。


多結晶シリコンのソーラーパネルは価格が安いのが魅力ですが、発電効率は若干劣ってしまいます。

単結晶シリコンのソーラーパネルは発電効率は良いのですが若干価格が高くなってしまいます。

僕の家に設置してあるソーラー(太陽光)発電システムは単結晶シリコン型です。
一方、DIYソーラー向きのパネルは単結晶シリコンのものと多結晶シリコンのもののどちらも多く流通しています。

上記は全てシリコンを使った太陽電池ですが、シリコン以外の素材を使った太陽電池も存在します。

化合物系の太陽電池と言われていますが、住宅用のソーラー(太陽光)発電システムにはあまり使われていないようです。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA