バッテリーを介さずに直接充電する構成にしたいのですが可能でしょうか?

本ブログの読者さまから質問を頂きました。
DIYソーラー(自作太陽光発電)に興味をお持ちの方の参考になるかも知れませんのでご紹介いたします。


読者M氏からの質問

はじめまして。Mと申します。
太陽光発電システムの構成について質問させていただきます。

日中の天気の良い日のみ、ノートパソコンや携帯電話、乾電池の充電を行う用途で太陽光発電システムの構成を考えています。
出来ることならバッテリーを介さずに直接充電する構成にしたいのですが可能でしょうか?
バッテリーのコストやメンテナンスの煩わしさを減らしたいと思っています。

教えていただけたら幸いです。


新潟おてんとサンの返答

はじめましてMさま。
メッセージをいただけて嬉しいです。

さて、
出来ることならバッテリーを介さずに直接充電する構成にしたいのですが可能でしょうか?
について、僕なりに思うところを書かせていただきます。

バッテリーを使わないということは、インバーターも使わないということでしょうか?
となると、ソーラーパネルが発生した直流の電流をそのまま使うということですね。

ご存知かと思いますが、ソーラーパネルが発生する電力は安定しません。

なので、常に変動する電圧や電流で良いのであれば、携帯電話や乾電池の充電は出来るかと思います。
ノートパソコンにはバッテリーが付いていますから、コレを充電することも出来るかと思います。

ただし、不安定な電力なので、上手くいくかどうかは分かりません。
場合によっては機器が破損したりということも覚悟しておきましょう。

日中の日照が安定している時間帯でも、それぞれの機器に見合った電流と電圧を供給し続けることは難しいと感じます。

オフグリッドソーラーでバッテリーを用いるのは、
・電圧や電流を安定させるため
・日照がない場合の電力を蓄電しておくため
という2つの目的があるかと考えます。

日中のみの使用であっても、バッテリーを使うことで利便性は格段に向上するのではないでしょうか。

例えば、12Vバッテリーを使うのであれば、シガレット用(カー用品)の充電器などがそのまま使えます。
なので、携帯電話や乾電池の充電はしやすいかと。

また、シガレット用(カー用品)のインバーターを使えばノートPCなどの運用も可能です。

日中のみの使用に限定してバッテリーが満タンの状態を維持すればバッテリーの劣化は遅いです。
可能であれば、日中のみの使用に限定だとしても、バッテリーを介した方が電力の供給は安定します。

以上が僕の思うところです。
お互いに、安全に配慮しつつ精進していきましょう。


本ブログでは、読者の皆様からの質問やご意見を出来るだけ記事に反映させていくつもりです。
質問やご意見などなどコメントや直メールで遠慮なくお寄せくださいね。

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以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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