グリッドタイインバーターは、停電時に家庭内に電気が来ていない状態の時でも使用可能なのでしょうか?

本ブログの読者から質問を頂きました。
グリッドタイインバーターに興味をお持ちの方の参考になるかも知れませんのでご紹介いたします。


読者U氏からの質問

HP拝見させていただいており、グリッド・タイ・インバーターに興味を持ちました。
GTIの件でご教授ください。

GTIを使用するとバッテリーや他のインバーターを使わずにソーラーパネルからの電流を使用できるようですが、停電時のように家庭内に電気が来ていない状態の時でも使用は可能なのでしょうか?
この場合、パネルが十分な発電をしていないと電気製品も正常に動作しないとは思いますが。

「GTIで逆流させない」等、日本での使用には問題のある商品ですが、とても面白いものがあることがわかりました。
停電時でも使えるならば、有事の際に日中に停電になったとき、最小限度の電気を得ることができると思います。
(有事の際は天気が悪い場合が多いと思われますが)

是非、日本でも認められるとよいのですが。

お忙しいところ恐縮ですが、回答をいただけると幸いです。


新潟おてんとサンの返答

はじめまして、Uさま。
メッセージを頂きましてとても嬉しいです!

さて、グリッドタイインバーターの件でご質問ですね。

結果からお伝えいたしますと、
停電時にはGTIは動作しません

GTIは、商用電源(交流100V)の周波数(50Hz・60Hz)を自動判断して動作します。

コンセントの交流100Vのサイン波に合わせて、ソーラーパネルからの直流電流を交流に変換してコンセントに流し込むんですね。
つまり、商用電源が停電しているときには、GTIは判断材料がなくなってしまうので動作できないのです。

グリッドタイインバーターは、商用電源に流れている電力に同調して、尚且つソーラーパネルが発電しているときに正常に動作します。

やはり、停電時に真価を発揮するのはオフグリッドソーラー(独立系太陽光発電)ということになりますね。
小型のものであれば1万円程度で、大型にするには予算は限りなく、といった感じで規模には幅がありますけれども。

災害時に携帯電話や無線機やLEDライトなどを運用できる程度の予備電源といっても、
・用途に見合ったバッテリー
・簡素なチャージコントローラー
は必要になって来るでしょう。

2~3万円で購入できるグリッドタイインバーターが、日本の法的に認められる日は・・・来ないでしょうね(涙)

売電可能な系統連係型のソーラー発電は日本の法的に認められているソーラーシステムといえます。
ですが、使える機器(特にパワーコンディショナー)は高価な製品が多く、おいそれとDIYできるものでもありません。
とても高性能なグリッドタイインバーターみたいな製品なんですけどね、チョット残念です。

日本の場合は高度な安全対策が必要ですからね。
まぁ、そういうオーバークオリティな部分が当たり前というか。

精度の高い機能と安全性を持ち合わせた日本の技術は素晴らしいです。
ただ、それに慣れすぎているというか、法的に認めようとしたときに敷居がべらぼうに高くなってしまうという・・・。

おかげで便利に生活できているのですけどね。

以上が、Uさまの質問に対する新潟おてんとサンの回答です。

また聞きたいことがあれば遠慮なくメールください。
僕に答えられる範囲で返信しますので。


いかがでしょうか?

有事の際の予備電源と考えるのであれば、
・ソーラーパネル
・バッテリー
・チャージコントローラー
・(インバーター)
という組み合わせが向いているのではないでしょうか?

有事の際は家屋内のケーブルが損傷していないとも限りません。
となれば、完全に独立して、尚且つ移動も可能なシステムがあると便利かもしれませんね。

『太陽光さえあれば携帯電話や無線機が使える』程度のDIYソーラーであれば、持ち運びが出来る感じで自作することも可能です。


本ブログでは、読者の皆様からの質問やご意見を出来るだけ記事に反映させていくつもりです。
質問やご意見などなどコメントや直メールで遠慮なくお寄せくださいね。

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以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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