WordPressのダッシュボードや操作全般が重くなってきたから改善策を試してみた

1-ワードプレス-ダッシュボード-重い
WordPress(ワードプレス)のダッシュボードや操作全般が重くなってきたから改善策を試してみました。

もともと重かったのですが、ここ最近はかなりのヘビーレジスタンス!

で、過去記事のメンテナンスのために、
ダッシュボード
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→投稿一覧
と進むと、

『投稿がありません。』
とご無体なメッセージがポツンと鎮座している有様・・・。

これは恐いです(汗)

数年もつづってきたブログ(このサイトも)が一瞬で消えてなくなるかも知れないという非常事態ですからね(汗)

ワードプレスとデータベースのバックアップを取っていれば問題ないんですけどね、でもやっぱり焦ります。
すぐに復帰しましたが、操作の重さは改善されるハズもなく・・・。

ということで、重くなってしまったWordPress(ワードプレス)を改善するべく、
『データベースのオーバーヘッドを最適化』
『P3(Plugin Performance Profiler)でプラグインのロードタイムを計測』
『キャッシュ系プラグインのキャッシュを削除』
という対策を施してみました。

結果からいうとプチ改善といったところ。
環境によっては大幅に改善できるかもしれませんね。


まずはデータベース(MySQL)のオーバーヘッドを最適化

オーバーヘッドとは、データベース(MySQL)を使っているうちに溜まっていく無駄な領域のことです。
WordPress(ワードプレス)のようにデータベースを酷使するような環境だと、オーバーヘッドも発生しやすくなってしまいます。

この無駄な領域を最適化することで、データベース(MySQL)の応答を初期の頃のようにリフレッシュしようということですね。

手順としては、
・『phpMyAdmin』を開く
・『オーバーヘッドのあるテーブルを確認する』をクリック
・『テーブルを最適化する』というプルダウンリストを選択
という簡単な行程です。

ここで注意して欲しいのが『データベースを編集する』ということです。
よく分からない場合は触らないほうが良いかと思います。
念のためにバックアップを取ってからいじるようにしてくださいね。

『phpMyAdmin』を開く
2-phpMyAdminにアクセス
契約しているレンタルサーバの管理画面などから『phpMyAdmin』にアクセスします。

オーバーヘッドのあるテーブルが確認できます
3-オーバーヘッドのあるテーブル

『オーバーヘッドのあるテーブルを確認する』をクリック
『テーブルを最適化する』というプルダウンリストを選択
4-オーバーヘッドのあるテーブルの最適化
テーブルリストの一番下に『オーバーヘッドのあるテーブルを確認する』というリンクがあります。
コレをクリックすると、オーバーヘッドのあるテーブル全てにチェックが入った状態になります。
そのリンクの脇に『チェックしたものを:』というプルダウンリストがあるので、『テーブルを最適化する』を選ぶとすぐに最適化が行われます。

『テーブルを最適化する』の完了
5-テーブルの最適化完了
これで無事にデータベース(MySQL)のオーバーヘッドを最適化することが出来ました。


『P3(Plugin Performance Profiler)』でプラグインのロードタイムを計測

プラグインでドンドン機能を拡張できて便利なのがWordPress(ワードプレス)です。
で、いつの間にか数十個のプラグインをインストールしてしまっています。

この、インストールされているプラグインをロードするのにどのくらいの時間が掛かっているのか?というのを計測してくれるのが、
『P3(Plugin Performance Profiler)』
なんですね。

でプラグインのロードタイムがあまりにも長いようならプラグインを停止するなりの措置を講じれば良いってことです。

手順はインストールして有効化するだけです。

P3(Plugin Performance Profiler)をインストールして有効化
6-P3(Plugin Performance Profiler)をインストールして有効化

『Scan Now』をクリック
7-Scan-Nowをクリック

『Start Scan』をクリック
8-Start-Scanをクリック

『Auto Scan』をクリック
9-Auto-Scanをクリック

スキャン開始
10-スキャン開始

スキャンが完了したら『View Results』をクリック
11-スキャンが完了したら-View-Resultsをクリック

各プラグインのロードタイムを見て取れる
12-各プラグインのロードタイムを見て取れる

『Plugin Load Time』があまりにも長いようなら、不要なプラグイン停止などを検討する必要がありますね。

今回は、
・前26個のプラグイン
・1秒以下のロードタイム
なので、プラグインは全てそのままにしておきました。

『P3(Plugin Performance Profiler)』は停止しておきましたけどね。
使うときにだけ有効化すれば良いでしょう。


キャッシュ系プラグインのキャッシュを削除

新潟おてんとサンのブログ(このブログ)には、
『WP File Cache』(付随してMO-Cache)
『DB Cache Reloaded Fix』
の2つのキャッシュ系プラグインがインストールされています。

この2つはダッシュボードの設定から簡単にキャッシュを削除できます。

『WP File Cache』のキャッシュをクリア
13-WP-File-Cacheのキャッシュもクリア
『Purge Cache』をクリックするとキャッシュをクリアします。

『DB Cache Reloaded Fix』のキャッシュをクリア
14-DB-Cache-Reloaded-Fix-By-lvanのキャッシュもクリア
『キャッシュファイルを削除する』をクリックするとキャッシュをクリアします。


いかがでしょうか?

新潟おてんとサンの環境では、そこそこの速度の改善ができました!
とはいってもサクサクにはほど遠いのですが、しっかり体感できる位には改善しました。

『データベース(MySQL)のオーバーヘッドを最適化』を行った直後が一番体感できました。

まぁ、お安いレンタルサーバーに、複数のブログや複数のwebサイトやなんちゃらを詰め込みすぎなんですよね、僕が。
データベースも複数サイトで共有しちゃっているようだし、これはサーバを移管するしかないですね。

まだまだ重いですもん、僕のWordPress(ワードプレス)。

このブログだけでも別サーバに移管しようかなって検討中であります。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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