ネットワーク(IP)カメラの設定って大変?!非常にお安いTENVIS(テンビス)のJPT3815W-HDを動体検知メールでお知らせ防犯カメラにしてみよう

さて、チープな家電製品をポチり始めると止まらない新潟おてんとサンです。

今回は『TENVIS JPT3815W-HD』をポチっときました。
1-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-充実したセット内容
実売7,000円程度のネットワークカメラです。

IPカメラ、ネットワークカメラ、P2Pカメラ、赤ちゃんモニター、などなど、数多の呼び名があって、何をポチれば良いのやら。
数日悩んだあげくに『TENVIS JPT3815W-HD』を購入と、そんな感じです。
設定前、ポチる段階ですでに苦しんでいるのであります。

購入を決める要素としては、
・赤外線&暗視(ナイトビジョン)
・動体検知
・メール送信(動体検知をトリガーとして静止画や動画を任意のアドレスへ送信)
・ネットワークに接続できる
といったところでしょうか。

カメラの視角内に動きがあれば僕のスマホにメールが来る
っていうところまで仕上げるのが今回の記事の目標とするところです。

何が起きるか分かりませんからねぇ、この世の中。
用心に越したことはありません。

それにね、仮に何か起こったとして、泣き寝入りしたくないんですよね(笑)
変なヤカラは寄せ付けない上に証拠写真も撮影ってことです。
僕のお家の周囲でなにか異変があれば『記録&僕に通報』ですよ!

意外とシッカリした外箱に入っていて、それなりの製品ぽいです。
2-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-外箱
冒頭の画像で写していますが、
・TENVIS JPT3815W-HD 本体
・取扱説明書
・付属ソフト
・ACアダプタ
・ステー
・LANケーブル
・ビスとアンカー
といったセット内容。

こういうのに触れたことがある方であれば、付属の取扱説明書の通りに設定してしまえばすぐに使えるかと。

ただね、ハマるととことんハマりますよね、ネットワークが絡む設定って。
なもんで、とりあえず使えるところまで設定してみましょう!

以下、本記事の目次です。
まずは付属のソフトをインストール
『TENVIS JPT3815W-HD』の接続
『TENVIS JPT3815W-HD』の初期設定
専用アプリ『NEW TENVIS』でスマートフォンから『TENVIS JPT3815W-HD』にアクセスしよう
暗視性能をちょっとチェック
動体を検知したら画像付きメールでお知らせしてくれるように設定してみよう
パソコンから『TENVIS JPT3815W-HD』にアクセスしてmicroSDに記録された画像や動画をチェックしてみよう
ちょっと高度な使い方、デフォルトゲートウェイって何だ??
ちょっと高度な使い方、ポート開放って何だ??

とりあえず使うところから、ルーターのポートを開放して外部からアクセスする方法まで、一通り書いてあります。
画像38枚、10900文字ほどの記事となっています。


まずは付属のソフトをインストール

『TENVIS Search Tool』のセットアップ
3-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SearchToolのインストール
僕は『TENVIS』のwebサイトからダウンロードしてセットアップしました。
付属のCDからインストールで問題ありませんが、最新版がある場合なども考慮して本家からDLしました。

Windows セキュリティの重要な警告
4-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-ファイヤウォールでブロックされているので通信を許可する
のっけから警告されてビビりますが・・・ここは普通にアクセスを許可しましょう。
プライベートネットワーク上で許可することにしておきます。
すると即インストール完了します。

『TENVIS Search Tool』を起動してみたところ
5-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SearchToolを起動
英語ばっかで何のこっちゃらサッパリ分かりませんが無事に起動しました。
Please select language』で『日本語を選択すると日本語で表示してくれます。
コレが分からなくて・・・とりあえず2~3分この画面を眺めていました(笑)

この『TENVIS Search Tool』ってのは、何をするソフトなっでしょうか?

まぁ読んで字の如く『Search(捜索)』しちゃいます。
貴方のお家のLAN上の『TENVIS』を見つけてくれると、そういうソフトっちゅうワケですな。

カメラのIPアドレスが判明してしまえば、ブラウザにIPアドレス直打ち込みでアクセスできます。

TENVIS JPT3815W-HD』はネットワークに接続するカメラです。
LANに接続して、ルーターの外のインターネットからもアクセスできると、そういう代物ってことですね。

で、自宅のPCからLAN上の『TENVIS』を見つけて、映像を閲覧したり設定などなどを施したりと、そういう使い方をするワケです。
PCのブラウザから、『TENVIS JPT3815W-HD』の設定や操作をすることが出来ます。

設定によっては『TENVIS JPT3815W-HD』の映像を全世界にタレ流し・・・とかにもなりかねません。
なので、せめてパスワードくらいは強固なものに変更して使ってくださいね。


『TENVIS JPT3815W-HD』の接続

まずは『TENVIS JPT3815W-HD』にLANケーブルとACアダプタを接続
6-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-LANケーブルと電源ケーブルを接続
LANケーブルはルーターへ、ACアダプタはコンセントへ、それぞれ差し込んでおきます。
とりあえず設定できれば良いので、手近なコンセントを使って、『TENVIS JPT3815W-HD』はデスクの上にでも乗っけておきます。
カメラは自分の顔以外に向けておきましょう。繋がるとイキナリ自分のお顔が写ってしまいますしね。

LANケーブルと電源が繋がっている状態で『TENVIS Search Tool』を起動
7-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-LANケーブルと電源ケーブルを接続した状態でSesrchしてみるとカメラを認識2
するとLAN上のカメラが認識されているハズです。
・S/N:AR******************1A(スマホアプリではUIDと呼んでました)
・Alias:IP Camera
・IP Address:192.168.1.6:80
この項目は後々使います。

見つかった『TENVIS JPT3815W-HD』にログイン
8-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-カメラにアクセス-初期アカウントはIDとパスともにadmin
見つかった『TENVIS JPT3815W-HD』をダブルクリック、か、選択して『Open』で『TENVIS JPT3815W-HD』に既定のブラウザでアクセスします。
で、ユーザー名とパスワードを求められます。
どちらも『admin』と入力(初期値)すればログインできます。

ログイン後すぐに新しいパスワードへの変更を促されます
9-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-カメラにアクセスするとパスワードの変更を求められる
当たりまえといえば当たりまえですね。
初回ログイン時にキッチリとパスワードの変更をさせるってのは好感が持てます。
ユーザー名とパスワードを『admin』のまんまで使っちゃイケませんよ。
僕のお顔が全世界にリアルタイムで発信されてしまって、多くの方々の気分を同時多発的に害してしまう恐れがありますからね(笑)

新しいパスワードで再度ログインを促されます
10-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-カメラにアクセスするとパスワードを変更すると再ログインを求められる
管理者のユーザー名の『admin』は変更できないようですね。
管理者ユーザーのほかに、オペレーター(user)とゲスト(guest)の2つのアカウントも設定されています。
このオペレーター(user)とゲスト(guest)の2つはユーザー名の編集をすることも可能でした。
パスワードは複雑強固なものが良いでしょうね。
とくに屋内やプライベートスペースを写すのであれば尚更です。
変更できるユーザー名も、使わない場合でもデフォルト以外に変更しておくべきかと考えます。

アドオン(ビデオコントロール)のインストールを促されます
11-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-ビデオコントロール-アドオン-のインストールが必要な場合あり
ブラウザでカメラの映像を表示するためのアドオン(ソフト)が必要ってことですね。
例えば、FLASHプレーヤーがないとFLASH動画が見れないような、そんなイメージで良いかと。

無事に『TENVIS JPT3815W-HD』からの映像をパソコンで確認できた
12-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-無事にカメラの動作を確認
写っているのは僕の机を占領している趣味のもの。
ガラスのフクロウ2体と1/144HGUCボール(ツヤ消し・墨入れ)とカエル。
無事のカメラの起動をミンナ喜んでくれている・・・ハズです(笑)

開封してからものの5分ってところでしょうか。
作業といえば、ソフトのインストールとパスワードの変更くらいですから。

この時点でズームイン・アウト、パンやチルトもブラウザから操作できます。

何だか・・・簡単すぎて拍子抜けしちゃいます。

それこそ10ウン年前に、似たような機能のカメラを使ったことがありました。
最終的にLANの外、インターネットからアクセスして携帯(ガラケー)やネットカフェのPCから見れるようにするまでに、かなり苦労した記憶があります。

なのでそれなりに覚悟して挑んだのですが・・・このカメラはとってもカンタンです(嬉)

さて、このままではタダの初回の接続です。
無線LAN(WiFi)の設定を済ませるまではLANケーブル必須ですし、動体検知もさせたいです。
なのでサクッと設定を済ませてしまいましょう。


『TENVIS JPT3815W-HD』の初期設定

『システム設定』のタブから様々な設定ができます
13-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-一通りの初期設定-デバイス情報のチェック3
まずは『デバイス情報』のチェック。
SDカードを使うときは、ここから『初期化』をしておくと良いでしょう。

『検知設定』の『検知時動作』
14-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-一通りの初期設定-検知動作の設定
動体を検知したときの本カメラの動作を設定できます。
僕は、何か動体を検知した際に、動画と画像をSDに保存して、なおかつメールで画像を送信する設定してみました。

『検知設定』の『モーション検知』
15-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-一通りの初期設定-モーション検知の設定
4ヶ所のモ-ション(動体)検知を設定できます。
黄緑色の枠を検知したいところに合わせるワケですね。
枠の大きさと位置は変えられますが、非常に操作しにくいです。
それぞれに感度を設定できますね。
この感度がナカナカ敏感で、場所や範囲も含めて上手く設定しないと思うように検知動作してくれません(汗)

『ネットワーク設定』の『WiFi』で無線LANの設定
16-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-一通りの初期設定-ネットワーク設定-WiFi-で無線LANの設定
『TENVIS JPT3815W-HD』が掴めるWiFiがこんなに(笑)
で、自分の使っているWiFiルーターを選んで必要事項を入力後に保存でOKです。

『ネットワーク設定』の『WiFi』で無線LANの設定完了
17-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-一通りの初期設定-ネットワーク設定-WiFi-で無線LANの設定-パスワードを入力して設定完了
コレ以降、LANケーブルを外してしまっても問題ありません。
電波の届く範囲でお好きな場所に設置できます。

他の初期設定として、
・『システム』
⇒『デバイス名』
⇒『システム時間』
なども設定しておくと良いですね。

とりあえず使えるまでの設定といえば、以上で完了といって良さそうです。
見たいときに見るっていう使い方ならコレでOKという感じですね。


専用アプリ『NEW TENVIS』でスマートフォンから『TENVIS JPT3815W-HD』にアクセスしよう

まずはマニュアルを熟読
18-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見れるように設定-まずは-NEW-TENVIS-をインストール
普段はマニュアルなんてのは読まないでテキトーに扱っちゃうんですけどね(汗)
とりあえずペラペラ1枚マニュアルなので、ちょっと読んでおきました。
要は、専用のスマホアプリを使いなさいと、そういうことですね。

『NEW TENVIS』をダウンロードしてインストール
19-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見れるように設定-まずは-NEW-TENVIS-をインストール-GooglePlayで検索してもOK
マニュアルの二次元コードからでも、『AppStore』や『Google play』で『TENVIS』と検索でも、お好きな方法で専用アプリをGETしましょう。
この画像は『Google play』で『tenvis』と検索したところですね。

『NEW TENVIS』を起動
20-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見れるように設定-まずは-NEW-TENVIS-手動でカメラを追加-をタップ
まずはメールアドレスとパスワードの入力を求められます。
とりあえずスマホのアドレスと任意のパスワードを入力しておきました。
入力が終わるとこの画像のようになります。
場合によっては『見つかったカメラ:』にいくつかリストアップされているかもしれません。
とりあえず『手動でカメラを追加』をタップして見ましょう。

『カメラの追加』で必要事項を入力
21-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見れるように設定-まずは-NEW-TENVIS-カメラの追加-必要事項を入力
カメラの型式は『JPT3815W-HD』を選択、カメラ名は分かりやすい感じで命名しましょう。
UIDは、まず二次元コードアイコンをタップして、カメラ本体の底の二次元コードを読み取ると追加できます。
パスワードはカメラのログイン時に任意で決めたものを入力です。

『マイ・カメラ』に『JPT3815W-HD』が追加されています
22-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見れるように設定-まずは-NEW-TENVIS-カメラの追加-必要事項を入力-入力内容に問題がなければマイカメラに追加されている
無事にアンドロイド端末でカメラ認識に成功しました。
このサムネイルをタップするとカメラからの映像をモニターできます。
もちろんですが、ズームイン・アウト、パンやチルトも操作できますね。

ここでちょっとだけハマったので書いておきます。

『カメラの追加』で『NEW TENVIS』内で二次元コ-ドを読み取りますが、これがナカナカ上手くいきませんでした。
なので、別アプリ『QRスキャナー』でカメラ本体の底の二次元コードを読み取って、『UID』をコピペするっていう手順で設定しました。
二次元コードっていってもテキスト情報が格納されているだけですからね。

『UID』はパソコンでカメラにアクセスすれば『システム情報』で確認できます。
これを直接入力しても問題ありませんし、コピペして自分のスマホにメールしても良いでしょう。

まぁ結構な桁数があるので、おサボり癖な僕は意地でも直接入力しません(笑)

このセクションも簡単すぎますね!
『分隊長!カンタンすぎますっ!』って誰かが叫びそうなくらい簡単です(笑)

P2P通信のおかげで、
『20桁のUID』
『カメラに設定したパスワード』
のたった2項目を入力するだけでカメラにアクセスできてしまいます。

これはちょっとビビッたというか、簡単すぎて気持ちワルイというか・・・僕が古いってだけのお話でしょうけどね。

『JPT3815W-HD』を接続するときにもちょっと書きましたが、少しだけ面倒なネットワーク設定を覚悟していただけに何だか感激してしまいました。

ちなみに、この『NEW TENVIS』からでもWiFiの設定などをすることが出来ます。


『TENVIS JPT3815W-HD』の暗視性能をちょっとチェック

PCで確認
23-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-暗視性能もナカナカ
画面左は強力な遮光カーテン、右は漆黒の闇夜です。この窓際のわずかなスペースは真っ暗ってワケです。
そして・・・不届きなヤカラが鋭意活動する時間帯でもあります。
そこに現れたのが・・・・『ガラス細工のフクロウ君(夜行性)』であります。
赤外線LEDはそんなに強くはありませんが、ちゃんと暗視してくれていますね。
当然ですが赤外線LED照射中は白黒カラーです。

Andoroidスマートフォンで確認
24-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-アンドロイド端末-Andoroidスマホ-で見ても暗視性能は良好
アンドロイド端末-Andoroidスマートフォンで見てもこんな感じ。

暗視性能はボチボチ良いのかと感じますね。
普通のお部屋であれば完全に暗くしてもシッカリ暗視されちゃいます。

ただ、窓から屋外にカメラを向けた場合、赤外線LEDがモロに反射して使い物になりません。
まぁ当たりまえです。
こういう場合は赤外線LEDをOFFにするか屋外に設置するしかありません。


動体を検知したら画像付きメールでお知らせしてくれるように設定してみよう

まずは『検知設定』の『検知時動作』で、『写真を撮影しE-mail送信』の項目を『有効』としておきます。

『検知設定』の『Email設定』
25-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-モーション検知で任意のアドレスに画像貼付メールが送れる
SMTPサーバーの情報と宛先を入力します。
で、宛先のアドレスにメールを受け取りたいアドレスを入力します。
これだけで『動体を検知したら画像付きメールでお知らせ』は実現できてしまいます。

入力する項目は以下の7項目。
・送信元
・パスワード
・SMTPサーバー
・SMTPポート
・暗号化タイプ
・宛先
・詳細設定

アンドロイド端末でメールを受信
26-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-モーション検知で任意のアドレスに画像貼付メールが送れる-スマホで無事に受信できた-文字化けしてたけど
1検知に付き3枚の画像を貼付して送信してくれます。
メールのタイトルが文字化けしていますね(汗)
ま、特に問題はありません。

僕はヤフーメールを送信元として、SMTPサーバーの情報もヤフーのもので、パスワードもヤフーメールを使っているアカウントのパスワードを設定しました。

宛先はドコモのキャリアメールとGmailを試しました
で、ドコモのキャリアメールだと文字化けしてしまいます。
他のメールと区別したいので、適当なGoogle(グーグル)アカウントのGmailで受信することにしました。

で、上手くいかなかったパターンが1点。
送信元のヤフーメールからメールを送信して、同ヤフーメールで受信しようとしたですが、これはサーバーが拒否(504)で受信できませんでした。

まぁプロバイダの設定で何とかなりそうですけどね、とりあえずドコモのキャリアメールとGmailで安定運用できたのでスルーです。

特にストレスなく使えています。

ただ、かなりの頻度でメールが着ます(汗)
それこそ僕のお家の前を車や歩行者が通過するたびに証拠写真が送られてきます。

これではちょっとマズいので、モーション検知の感度や範囲の微調整は必須ですね。
場合によってはSDカードに記録するだけで良さそうです。


パソコンから『TENVIS JPT3815W-HD』にアクセスしてmicroSDに記録された画像や動画をチェックしてみよう

『検知設定』の『検知動作』で、
・写真をSDカードに保存⇒『有効』
・写真をSDカードに保存⇒『有効』
とした場合、モーション検知のたびに本体に挿入したSDカードに画像や動画が記録されます。

SDカードに記録された画像や動画は、ブラウザから『TENVIS JPT3815W-HD』にログインすることで確認できます。

『TENVIS JPT3815W-HD』にログインしてSDのマークをクリック
27-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SDに保存された画像や動画を確認-SDカードのマークをクリック
何も写っていないのも寂しいので、僕が作ったプラモデルを写しています。
で、この画面でSDカードのアイコンをクリックすると、SDカードの情報にアクセスできます。

『TENVIS JPT3815W-HD』がサーバとして機能しています
28-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SDに保存された画像や動画を確認-ディレクトリが作成されている
FTPサーバにアクセスしているような画面です。
で、SDカードは一つのディレクトリ(フォルダ)として扱われています。
さらにSDカード以下には『システム』の『システム時間』の日付ごとにディレクトリ(フォルダ)が作成されて管理されています。

日付ディレクトリ(フォルダ)の中には時間ごとに画像が記録されている
29-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SDに保存された画像や動画を確認-時系列で画像が保存されている
画像を保存した時間順で確認できます。

モーション検知のたびに記録
30-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-動体検知でSDに保存された画像
ちょっと位置を微調整しただけなのにモーション検知されます。
まぁ当たりまえですが、キッチリ仕事をこなしてくれていますね。

必要な画像や動画を右クリック、『対象をファイルに保存』で画像や動画をダウンロードできます
29.5-テンビス-TENVIS-IP-ネットワークカメラ-JPT3815W-HD-SDに保存された画像や動画を確認-ダウンロードできる
SDカードを抜き差しすることなくSDカードの情報を引き出せます。

そんなに難しい設定を必要とせずに、これだけの機能を使うことが出来ました。

で、システム時間にそって時系列でファイルを管理するので、初期設定段階でシステム時間をセットしておくのが良いですね。


ちょっと高度な使い方、デフォルトゲートウェイって何だ??

さて、この『TENVIS JPT3815W-HD』はP2P通信のおかげで、特にネットワークを意識することなく外部から容易にアクセスできるようになっています。
すっごくカンタンにスマートフォンからインターネット経由(LTEや3G)でカメラにアクセスできます。

ですが、もうちょっと突っ込んだ使い方をしたいときにポート開放などをしてやる必要があるんです。
例えば、スマートフォンではなくて、ネットカフェなどの外部のパソコンから自宅のカメラにアクセスしたい場合などですね。

この『TENVIS JPT3815W-HD』には『内蔵DDNS』という設定項目があります。
簡単に言うと、自宅のLAN以外(ネットカフェや会社のPC)からカメラにアクセスするのに用いるドメインネームのことです。
これが上手く働かない場合や、サードパーティのDDNS(ダイナミックドメインネームシステム)を使いたいときにはポート開放が必要です。

まぁ、こういうネットワークカメラを自宅のLANに接続するってことは、多少なりともネットの知識を持っていた方が何かと安心ですから、興味があったらちょっと勉強してみるのも面白いですよ。

で、まず気にしてほしいのが『デフォルトゲートウェイ』です。
この『デフォルトゲートウェイ』って何なの??ってなります。

簡単に言うと、世界のインターネットとパソコンの玄関口っていう感じです。
玄関を開けてお家を出たら、広い世界と繋がっていると、そういう感覚ですね。

お家の中はプライベートネットワーク(LAN)、
玄関の外はインターネット、
です。

とりあえず、貴方のパソコンの『デフォルトゲートウェイ』を調べてみましょう。

コントロールパネルで調べる
31-デフォルトゲートウェイの確認-ローカルエリア接続の状態

『ローカルエリア接続の状態』⇒『詳細』
32-デフォルトゲートウェイの確認-ネットワーク接続の詳細

コマンドプロンプトで調べる
33-デフォルトゲートウェイの確認-コマンドプロンプトでipconfig

コマンドプロンプトで『ipconfig』とタイプしてENTER
34-デフォルトゲートウェイの確認-コマンドプロンプトで確認

どちらの方法でも、
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
っていうのが確認できます。

サブネットマスクにも意味があるのですが、とりあえずはデフォルトゲートウェイ。
僕のPCの場合は192.168.1.1です。

ブラウザのアドレスバーに、
http://192.168.1.1/
(環境によって違います)
と入力してENTERしてみてください。

ユーザー名とパスワードを入力しなさいと言われませんか?
これ、ルーターにアクセスしているんです。
ルーターのユーザー名とパスワードが分かるなら、ログインしてルーターの設定を書き換えることが出来ます。

ルーターって、お家のネットワーク(LAN)とインターネットを仲介している玄関口ですよね。
つまり、ルーターが192.168.1.1ってことです。

で思い出して欲しいんですが『TENVIS Search Tool』でサーチしたときのこと。
カメラのIPアドレスが『192.168.1.6:80』(お使いのLAN環境によって違います)でした。

何が言いたいのかというと、
192.168.1まではお家のネットワーク(LAN)っていう意味で、
末尾.1がルーターで、
末尾.6がカメラで、
っていう意味です。

僕のうちの場合は、ルーターのほかに他のPCやプリンタやPS3や無線LANアダプタや色々付いています。
それぞれに、192.168.1.*っていうIPアドレスが付けられているんです。
で、今回導入したカメラは192.168.1.6が割り当てられたと、そういうことです。

ちなみにカメラのIPアドレスの最後に『:80』とありますが、ポート番号80っていう意味です。

ブラウザのアドレスバーに、
http://192.168.1.6:80/
(環境によって違います)
と入力してENTERしてみてください。
カメラにアクセスできますから。

何だか分かったような、分からないような・・・。

例えば、どんなお家にも玄関は絶対にあります。
だからルーターは1番目(192.168.1.1)なんです。

で、リビングがあったりキッチンがあったりバスルームがあったり。
いくつかの機能をもったお部屋があります。
これらに番号をふるとすれば・・・2番目から順にふっていくでしょう。
192.168.1.2~192.168.1.3~192.168.1.*

デフォルトゲートウェイ(ルーター)よりLAN側(お家の中)の機器(部屋)に番号をふっているという感じでしょうか。
(これも環境によって変わります)

で、コレが大まかにでも分かってないとポート開放ってのができなんですね。
ポート開放ってのは、インターネットからデフォルトゲートウェイ(ルーター)よりLAN側(お家の中)へお手紙を届けるためのルールっていう感じです。

例えば、長男に用事があるなら長男の部屋に、お父ちゃんに用事があるなら書斎に、っていう具合ですね。

つまり、インターネットからお家のカメラにアクセスするには、
ルーター(玄関口)まできて用件(カメラにアクセスしたい)を伝え、ルーター(玄関口)が適切な案内(カメラのIPアドレスを教える)ってことをする必要があると、
そういうことです。

がんばって書いてみましたが・・・イマイチ分かりにくい(汗)
かなり例えにたとえて脚色してありますからね。

まぁ、自分のPCが使っているLAN上のルーターやカメラにアクセスできれば良いんです。
そのためには、コントロールパネルやコマンドプロンプトでデフォルトゲートウェイを確認すると。
でそのIPアドレスをブラウザのアドレスバーに打ち込むとルーターやカメラにアクセスできるということです。

『なんちゃって理解』っていう程度でしょうか。
興味があったらググッてさらに勉強してみてください。


ちょっと高度な使い方、ポート開放って何だ??

さて、前項でデフォルトゲートウェイについて『なんちゃって理解』はできました(笑)
今度はお待ちかね(待ってナイ)のポート開放です。

カメラのIPアドレスが『192.168.1.6:80』(お使いのLAN環境によって違います)っていうのは分かりました。
で、このカメラへのポートを開放するのにルーターの設定をしてやる必要があるんですね。
この一連の作業を『ポート開放』って呼んでいます。

具体的にはルーターにログインして設定します。
僕の使っているルーターが『NTT PR-S300NE』なので、このルーターの場合の設定方法です。
※ポート開放の具体的な方法はお使いのルーターによって違います

調べたデフォルトゲートウェイにアクセス
35-ルーターにアクセス-PR-S300NE-ユーザー名とパスワードの入力を求められる
コントロールパネルやコマンドプロンプトで確認したデフォルトゲートウェイアドレスをブラウザのアドレスバーに入力。
するとユーザー名とパスワードを求められます。

『NTT PR-S300NE』の場合、ユーザー名はデフォルトで『user』です。
で、パスワードは導入時の任意のパスワードです。
コレが結構思い出せないんです。
設置業者に任せてしまった場合、『ntt』とか『1111』になっていることもあります。

ルーターにログイン
36-ルーターにアクセス-PR-S300NE-ホーム画面というか設定画面
謎用語が並んでいるので余計なところは触らずに。

静的IPマスカレード設定??
37-ポート開放-ルーターにアクセス-PR-S300NE-静的IPマスカレード設定
『詳細設定』の『静的IPマスカレード設定』を開いて『編集』をクリック。
マスカレードって・・・仮面を入れ替える設定ってことですな。

カメラのIPアドレスとポートを指定
38-ポート開放-ルーターにア
必要事項を入力したら『保存』をクリックで作業完了です。

これで、インターネットからゲートウェイを経由してカメラにアクセスできる設定完了となるワケです。

このカメラを運用するのであれば『内蔵DDNS』で充分ですね。
手間も掛かりませんし。

どうにも他のDDNS(ダイナミックドメインネームシステム)を利用する必要があるのであれば、ポート開放は必須ですね。


いやぁ、いかがだったでしょうか。

久々に長々と、そして楽しんで書かせていただきました。
ビッシリ3日間かけて書きましたから(笑)

この『TENVIS(テンビス)JPT3815W-HD』っていうネットワークカメラ、お値段以上の使い勝手なんじゃないかなって、そう思います。

スマホでモニターするまではカンタンそのもの!
丁寧に設定してやればそれなりに応えてくれますしね。

安いので練習入門機にピッタリかと。
それでいて細かい調整もできると。
何だかオジサン受けを狙ったかのような仕様です(笑)



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