2年の縛りを終えて、富士通の
『ARROWS NX F-01F(docomo)』から
『ARROWS NX F-02H(docomo)』へ
機種変更!
特に富士通(FUJITSU)推しとか、そういうワケでは無いんですけどね。
カタログ上のスペックに惑わされてサクッ購入してしまうあたり、完全な衝動買いですね(汗)
で、めでたく画面も大きくなって、CPUもヘキサコアとなってサクサク快適かと思いきや・・・。
『F-02H』を使い始めて早々、なんというか『プチフリ(プチフリーズ)』的な現象がちょいちょい見受けられました(汗)
『F-02H』は要所で固まってしまって・・・。
『F-01F』の方が明らかにサクサク快適(汗)
まぁね、設定も何も『F-02H』はほとんどデフォルトのままですから、仕方ないといえば仕方ありませんが・・・。
たださ、
サッと電話を使いたいとき、
急ぎメールのタイトルだけでも確認したいとき、
サクサクな動作が望まれるようなシチュエーションでそれが実現できない!
カタログ上のハイスペックは何?(涙)
とまぁそんな印象でした。
例えば、
ネット閲覧中に着信してフリーズ(着信音はなったまま)とか、
虹彩認証の画面でフリーズとか、
アプリ起動でフリーズとか、
デスクトップアイコンが表示されないとか、
一昔前のSSDをプチフリに耐えながら頑張って使っているかのようなストレスフルな動作状況です。
毎回ではないんですけどね。
調子良いときにはサクサク快適ですよ。
でもさでもさー、新品買ってコレはないでしょーよ・・・。
イザッって時にモタモタされちゃうと・・・と~っても辛い(汗)
『モッサリ動作』ってんじゃなくて、『プチフリーズ』が頻繁に起こるっていう感じ。
スマホって高いでしょ!
しかも、随所に通信料の単価を落とさせない工夫が満載!!
だから尚更に苛立ちが激しいんですョね~(笑)
なので、常にバックグラウンドで動作しているような設定を解除して、快適環境を手に入れてみようと、そういう結論に至ったワケですね。
まぁ文句ばっかり言ってても仕方ないですし、買ってしまった以上、あと2年はキッチリ使ってあげないと・・・。
ということで『富士通 ARROWS NX F-02H(docomo)』の設定などをちょいチョイといじってみましょう。
以下の目次に沿ってまとめてみます。
素早く手軽にAndroid(アンドロイド)スマホのモッサリ感やフリーズを解消するためには容量の確保
まずは『F-01F』と『F-02H』の2機種を『CPU-Z』で比較』
開発者向けオプションを有効にして、アニメーションスケールを調整しよう
『音・バイブ・LED』の設定から『気配り着信』『ふせたらサウンドオフ』をOFFに
『壁紙・画面』の設定から『タッチでON』『インテリカラー』『あわせるビュー』をOFFに
『便利機能』の設定から『パーソナルアシスト』『アシストナビ』『スライドイン機能』『スライドディスプレイ』をOFFに
まとめ
以下追記事項(arrows NX F-02Hのアップデート履歴など)
サラッと書き流しましたが、5900文字以上の記事になります。
■素早く手軽にAndroid(アンドロイド)スマホのモッサリ感やフリーズを解消するためには容量の確保
・まずは内部ストレージ(本体の記憶領域)のクリーンナップ
『F-02H』の本体の記憶領域は32GB。
最低でも3割(32GBに対して9.6GB)ほどの空きは必須。6割(32GBに対して19.2GB)ほど空きがあれば快適ですね。
ここが動画や画像で一杯イッパイになっていると、モッサリ動作やフリーズの原因になってしまいます。
パソコンやSDカードにデータを移動するだけの簡単作業ですが、定期的にデータのバックアップを行って内部ストレージの空きを確保しておきましょう。
コレだけでモッサリ感やフリーズを解消できることが多々ありますね。
内部ストレージ(本体の記憶領域)のクリーンナップでもモッサリ感やフリーズが解消されない場合や、更なる高速化を施したい場合は、いよいよAndroid(アンドロイド)の設定を調整ですね。
・Android(アンドロイド)のサクサク快適設定でモッサリ感やフリーズを解消
効果を体感できそうな設定をピックアップしてみます。
『音・バイブ・LED』
『壁紙・画面』
『便利機能』
『端末管理』
あたりの設定をチョチョイといじってみましょう。
■まずは『F-01F』と『F-02H』の2機種を『CPU-Z』で比較
・『F-01F』のCPUクロック周波数
2.15GHzのクアッドコア(Quad-Core)。
常に4つのコアが2150MHzで動いている感じです。
GPUはAdreno(TM)330@450MHzが320MHzで動いていますね。
・『F-02H』のCPUクロック周波数
1.82GHz(×4コア) + 1.44GHz(×2コア) のヘキサコア(Hexa-Core)。
1.82GHz(×4コア) は400MHz~1300MHzあたりをフラフラ。
1.44GHz(×2コア) は384MHzでジッとしていました。
GPUはAdreno(TM)418@600MHzが300MHzで動いていますね。(画面の外でした)
CPU・GPUともに、クロック周波数を抑えて省電力に貢献している感じでしょうか。
『F-01F』は常にクアッドコア全開。
『F-02H』はヘキサコアとは言いつつも省電力チューンのクアッドコアがメインで、いざというときにヘキサコア。
バックグラウンドで常駐系のアプリが常に動いているのがスマートフォンなので、常にクアッドコア全開でいてくれた方が動作は快適っぽい感じです。
なので『F-01F』は即応性に優れているのかも知れませんね。
まぁCPUの動作クロックだけがスマホの操作性に影響しているワケでは無いんでしょうけど・・・。
バッテリーの持ちも大切ですし。
実際に使った感触としては『F-01F』の方が圧倒的に快適ってのが僕の印象です。
『プチフリ(プチフリーズ)』しない、安定動作ってのが当たり前な良い機種でした。
これではチョット物足りない。
まぁアレですね、PCと同じでスマートフォンも新製品が出ても劇的な進化はしないでしょうから。
かといって退化しちゃうのは問題がありますよね(涙)
大幅な性能アップとはいかずとも、2年以上も前の機種よりもフリーズしちゃうってのはいただけません。
ということで、いろいろと設定をいじっていきましょう。
■開発者向けオプションを有効にして、アニメーションスケールを調整しよう
『Android(アンドロイド)のウィンドウアニメーションスケール』って何?
ってなります。
簡単に言うと、
『画面の切り替わりやウィンドウを開くときのアニメーションの滑らかさ』
っていう感じです。
・ウィンドウアニメスケール
ウィンドウやポップアップが表示される際のフェードイン・フェードアウトのスピード。
・トランジションアニメスケール
画面の切り替えの際のフェードイン・フェードアウトのスピード。
・Animator再生時間スケール
タップした際のフェードイン・フェードアウトのスピード。
以上の3項目を調整するワケです。
・『端末管理』内の『端末情報』をタップ
※この画像は既に開発者向けオプションが有効になっています
・『開発者向けオプション』内の3つの『アニメスケール』を調整
画像では『0.5x(0.5倍)』になっています。
デフォルトでは『1x(等倍)』だったかな。
これを『0.5x(0.5倍)』とすることで、アニメーションの時間を役半分にします。※端末の表示は『.5x』
ウィンドウを開いたり画面の切り替えの際のフェードイン・フェードアウトのスピードが役2倍ってことです!
『0.5x(0.5倍)』に設定してやることで、サクサク感は充分に体感できます。
どうせなら『オフ(アニメーション無し)』と設定することで、アニメーションに掛かっていた時間を無くしてしまいましょう!
ウィンドウを開いたり画面の切り替えの際のフェードイン・フェードアウトのスピードは、3倍以上ってことです!
これはもはや某S大佐専用の設定といえるでしょう(笑)
フェードイン・フェードアウトなんて飾りです。
『オフ(アニメーション無し)』と設定した場合、画面の切り替わり時にチラつく印象があるかもしれません。
本来は滑らかに間をつなげるためのアニメーションですからね。
CPU・GPUの負担を少しでも軽減するために、僕はOFFとしておきました。
この『アニメーションスケールの調整』が一番効果を体感できるのではないでしょうか。
まぁね、スマホのプチフリ対策的には根本的な改善になっていません。
むしろ、調子の良いスマートフォンで好みの設定にすることで最大限に効果を発揮する項目かと。
■『音・バイブ・LED』の設定から『気配り着信』『ふせたらサウンドオフ』をOFFに
状況をチェックするために常に動作していそうな
『気配り着信』
『ふせたらサウンドオフ』
をOFFにします。
ただでさえCPUの動作クロックを抑える仕様になっていますからね、『F-02H』は。
なので、便利だけど無くても良い機能はサクサクとOFFとしました。
■『壁紙・画面』の設定から『タッチでON』『インテリカラー』『あわせるビュー』をOFFに
これらも常にCPUを使いそうな機能なので、
『タッチでON』
『インテリカラー』
『あわせるビュー』
をOFFにします。
・『タッチでON』『インテリカラー』『あわせるビュー』をOFFに
だんだんと『スマホっぽさ』が軽減されていきますねぇ(笑)
まぁアレですね、Windowsで不要なサービスを停止していくような感覚ですね。
■『便利機能』の設定から『パーソナルアシスト』『アシストナビ』『スライドイン機能』『スライドディスプレイ』をOFFに
特に必要の無い機能は無い方が便利なので、
『パーソナルアシスト』
『アシストナビ』
『スライドイン機能』
『スライドディスプレイ』
をOFFにします。
・『パーソナルアシスト』『アシストナビ』『スライドイン機能』『スライドディスプレイ』をOFFに
好みにもよりますけどね、予期せぬタイミングで起動してしまう『スライドイン機能』は真っ先にOFFとしました。
ブラウジング時、スクロールさせるつもりがコレが起動することが多々ありまして・・・。
で、僕は手が結構デカイので『スライドディスプレイ』もいりません。
文字入力の際にミスってタップしてしまうことが多く、問答無用でOFFしました。
『パーソナルアシスト』と『アシストナビ』に関しては、なんだかCPUを消費しそうという理由だけでOFFです。
僕にとっては無い方が便利な『便利機能』。
『お飾り的な機能』がデフォルトで多数ONになっていますから、
『常に状況をチェックする系の機能』
は問答無用でOFFにしました。
アニメーションスケールも『オフ』ですし、誤タップ(起動)してしまう機能も片っ端からOFFです。
あと出来ることといえば、
『各アプリの設定変更』
『キャッシュクリア系アプリの導入』
くらいでしょうか。
『各アプリの設定変更』では、特に『PUSH通知(ぷっしゅつうち)』の間隔なんかを見直しましょう。
ツイッターなどのSNSは、僕の場合は4時間とか8時間とか、そんな間隔です。
あとは、重要度の低いメールアカウントも1日2~3回の同期で充分です。
で、様々なアプリが、ポップアップやステータスバーやバイブや音で通知してきますから、用途に合わせて通知のON・OFFを設定してやります。
特に『LINE』のポップアップと音の通知は邪魔なので、僕はいつもOFFにしてしまいます。
『キャッシュクリア系アプリの導入』は、そこそこ評価の良いものを導入して、定期的にキャッシュをクリアしてくれる設定にすれば良いでしょう。
いかがだったでしょうか。
なかなか快適仕様なスマートフォンとなりました。
ただね、頻度は減りましたけれども、やっぱり『プチフリ(プチフリーズ)』は起こります。
フリーズしないって方も沢山(こっちが多数派かな)なので、ハズレ固体だったのかもしれませんね。
これはもうどうしようもないのかな・・・。
『F-01F』が優秀すぎた(あくまでも僕の中で)のかも知れません。
あとは、スケジュールで再起動できる設定でもあれば便利かと。
CPUの動作クロックも任意で(段階的にとか)制御できると嬉しいんですけどね。
まぁ完全にフリーズが無くなったワケではありませんが、とりあえず快適感ゲットってことでお許しくだされ。
■2016/10/17追記
以下に『arrows NX F-02H』のアップデート履歴を記しました。
ソフトウェア更新やアップデート後に快適になるっていう意見をネットでチラホラと見かけます。
まぁプラシーボ効果が8割ほどなんでしょうけれども。
とは言いつつ、
『現状最新ビルド:V16R053B』
『画像や動画はPCかmicroSDに移動で本体ストレージの空きを確保』
『常駐系アプリやアニメスケールの快適設定』
で、ナカナカ快適な状態を維持できています。
8月の購入直後はかなり使い辛かった印象ですが、とりあえずは使える感じになってきました。
OSやソフトウェアを最新の状態に更新してみるのも、快適環境を手に入れるためには必要な作業かもしれませんね。
■2016年10月13日 ソフトウェア更新
・通話着信時のバイブレータ設定が正しく反映されない場合があります。
・セキュリティ更新を実施いたします(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2016年8月になります)。
過去ビルド番号:V15R087E、V16R094B、V15R049A
最新ビルド番号:V16R053B
■2016年6月21日 OSバージョンアップ
主なアップデート内容・Now on Tapの追加
・消費電力の最適化
・アプリに渡す情報をコントロール
・カメラUIの変更
・「ダウンロード」アプリの追加
改善される事象
・動画撮影時に雑音が混入する場合がある。
過去ビルド番号:V15R087E、V16R094B
最新ビルド番号:V15R049A
■2016年2月8日 ソフトウェア更新
改善される事象
・電源がOFFの状態で電源ボタンを長押ししても、電源が入らない場合がある。
過去ビルド番号:V15R087E
最新ビルド番号:V16R094B
以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。
富士通『ARROWS NX F-02H(docomo)』のソフトウェアやOSのアップデート(更新)履歴を調べてみました。
発売から3度のアップデート。
最新は『ビルド番号:V16R053B』です。
『設定>端末管理>端末情報>ビルド番号』で確認できます。