余剰パ-ツで使えるPCを自作しちゃおう!?P5Q(LGA775)とQ9650(C2Q)とGT640で頑張ってみる

1-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-パーツ一覧
ちょっとピンときにくいタイトルですが、要は今更ながらのLGA775でパソコンを自作したと(汗)
そういうことです。

見てくださいよ、このセコハン感がプンプンなパーツたちを(笑)

経緯としては、僕の友人がLGA775を卒業してマザーボードを入れ替えるっていうので、僕の元に以下のマザーボードとCPUがやってきたっていう事なんです。
ASUS P5Q
intel Core 2 Quad Q9650
これに手持ちのパーツを加えて適当に1台作っちゃおうっていう魂胆です。

当然ですが・・・友人PCのマザーボード入れ替えに際して、パーツの選定や交換作業などなどは僕がやることになるっていうね(汗)
相変わらずの『新潟おてんとサポセン』です(笑)

これはコレで結構楽しかったりするんですけどね。
ああでもないこーでもないと言いながら遊べるワケですから。

まぁオーバークロックで遊べる組み合わせですし一応はクアッドコアなCPUですから、それなりに使えるPCにはなるハズ。
散々お世話になったLGA775も、よろっと最後の1台になるかもですね。

ということで、以下の目次に沿ってまとめてみます。
準備したパーツ
サクサク組み立てとWindows7のインストール
ちょちょいとBIOSの設定を変更
出来上がり

サラッと書き流しましたが、4000文字以上の記事になります。
チャレンジされる際は安全面に留意して慎重に作業してみてくださいね。


準備したパーツ

マザーボードは『ASUS P5Q』
1-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC
2008年に発売されたATXマザーボード。
もう8年も前に発売されたお品物ですよ・・・。
年齢をヒシヒシと感じてしまいますねぇ。

CPUは『Intel Core 2 Quad Q9650』
3-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-CPU
コア数:4
動作周波数:3.00 GHz
次キャッシュ:12MB
バススピード:1333MHz FSB
TDP:95W
TCase:71.4°C
対応ソケット:LGA775
ターボ・ブースト:ナシ
ハイパースレッディング:ナシ
これも2008年に発売。
core i5 7xx あたりとなら良い勝負ができそうな感じです。
僕はこの8年で相当な劣化をしているというのに、このCPUはまだまだ現役ですね。

メモリは寄せ集めで8GB
4-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-メモリは寄せ集めで8GB
なんとか集まった8GBです(笑)
探せば出てくる・・・っていうね。
4GBもあればとりあえずはOKなので、外して保管も検討中です。

HDDは『WD20EZRX 2TB』
5-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-HDDは自室に放置されていたWD20EZRX-2TB
コレが一番マトモなパーツかも知れませんねぇ。
2TBもいらないんですけどね・・・コレが余っちゃってるから仕方ありません。

電源は『550W 80PLUS BRONZE』
6-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-電源は自室に放置されていた550W-80PLUS-BRONZE
こういうのが結構と発掘されるのが僕のお部屋(物置)だったりします。

CPUクーラーは『DEEP COOL 九州風神』
7-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-CPUクーラーは自室に放置されていた謎サイドフロー-九州風神
サイドフロー、プッシュピンタイプ。
ジャンクなドスパラBTOから拝借したものです。
プッシュピンでお手軽感がナカナカ良いかと。

グラフィックボードは『玄人志向 GF-GT640 LE1GHD GK208』
8-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-グラフィックボードは自室に放置されていた玄人志向GF-GT640-LE1GHD-GK208
コレのせいでDELLの省スペースPCの起動がガッツリ遅くなってしまって・・・。
結局は2600Kで他のPCを自作しっちゃった思い出(笑)
『ASUS P5Q』にはオンボードグラフィック機能がないので、どんなものでも良いので『とりあえずのグラフィックボード』が必要なんですね。ということでコレです。

ケースは完全ジャンクなATXケース
9-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-玄人志向GF-GT640を使って自作PC-はケースは自室に放置されていたATXケースのフレームと電源などのケーブル
『ガワ』も全部外して『プロントパネルコネクタ』だけ活かします。
電源SW、リセットSW、HDD・LED、PW・LEDの4系統8本。

結構なパーツが出てきましたね、僕のお部屋。
もうちょっと何かありそうなんですけどね、とりあえずは今回はコレで良しとしましょう。

写真は撮っていないですがBEEPスピーカとSATAケーブルなども準備しておきます。
みんな出番がないパーツばかりなので、こでれマトモな1台が作れれば御の字です。

もう1~2台はパソコンが作れそうなパーツが眠っていますが、それはまたのお楽しみに寝かしておきましょう(笑)


サクサク組み立てとWindows7のインストール

電源つけて
10-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-電顕の取り付け

各パーツつけて
11-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-組み立て完成-バラック状態

はい完成!
ケースFANもない潔いシンプルさ。
いざとなったら団扇であおげるバラック品(笑)

電源ONして『ピッ』ってビープ音が1回だけ鳴ってくれればOKです。

あとはお好きなOSをインストールして出来上がりですね!

今回は『Windows 7 professional』をインストール
12-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動したらwin7インストールまで一気に進める
CPUとメモリがシッカリ認識されていますね。

『P5Q・Q9650・GT640』で『Win7Pro』でのエクスペリエンスインデックスは?
13-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-windows7インストール直後のエクスペリエンスインデックス
プロセッサ:7.3
メモリ(RAM):7.3
グラフィックス:1.0
ゲーム用グラフィックス:1.0
プライマリハードディスク:5.9
グラフィックスとゲーム用グラフィックスのスコアが1.0なのは、GT640のドライバーをまだインストールしていないからですね。

5,400RPMのハードディスクとの組み合わせなのですが、そこそこ快適に動いてくれています!

一昔前のカリカリとやかましいHDDと比べるとほぼ無音。
それにボチボチ早いですよ。さすがWD。

まぁゴミ箱だけのシンプルなデスクトップですけどね。

windows7のクリーンインストールに付き物の数百に及ぶアップデート(汗)
14-240件以上のウィンドウズアップデート
windows7のクリーンインストール後に、いくつかのアップデートをこなすと、
いつしか『Windows 7 Service Pack 1』(SP1)
という状態になります。

この『win7sp1の状態でWindows Updateを確認しようとすると、延々と確認が終わらない状態になることがあります。
こうなるとナカナカお手上げで・・・。

とりあえずの対策としては、
『KB3020369』と『KB3172605』
をMSダウンロードセンターからダウンロードして、インターネットに接続しない状態でインストールすると改善されることがあります。

スタンドアロンインストイール』ってやつですね。
LANケーブルを外して、win7起動直後に『KB3020369』と『KB3172605』をインストールです。

ネットに接続した状態だと、更新プログラムが勝手にインターネットを参照し始めて、確認が数時間に及んだり、場合によっては確認さえも終わらない状態になってしまいます。

ちょっと探すと『KB3020369』と『KB3172605』への直リンクが見つかります。
IE8あたりのブラウザだとMSダウンロードセンターからダウンロードできない場合もありますしね。

『更新プログラムの確認が終わらない状態』を解消すると、晴れて上記画像のように240ほどの更新が可能になるワケです。

こまったときは試してみると良いでしょう。


ちょちょいとBIOSの設定を変更

さて、
『OSのインストール』
『Windows 7 Service Pack 1』
『240以上のWindowsUpdate』
を済ませると、晴れて使えるパソコンの出来上がりです。

ただ、2~3気になる点があるのでBIOSの設定をちょいと変更してみます。

電源投入からWindows7のロゴ表示までの間、IDEスキャンやらでちょっと時間が掛かってしまうようなのです。

電源投入からWindows7のロゴ表示まで
『LOADING ASUS EXPRESS GATE …』
15-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-LOADING-ASUS-EXPRESS-GATE-の表示
↓『ASUSロゴ表示』
16-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-メーカーロゴ表示
↓『Marvell 88SE61xx Adapter・・・』
17-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-Marvell-88SE61xx-の表示
↓もいっかい『ASUSロゴ表示』
16-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-メーカーロゴ表示
晴れてWindows7起動っていう具合。

このね、『ASUSロゴ表示』を2回繰り返すのがちょっと煩わしいんです

なので、
『LOADING ASUS EXPRESS GATE …』
『Marvell 88SE61xx Adapter・・・』
この2つをBIOSの設定でキャンセルしてしまいましょう。

『ASUS EXPRESS GATE』を無効化
18-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-ASUS-EXPRESS-GATEをDisabled-無効
OS起動前にブラウザが使える機能みたいだけど、まず使わないのでキャンセルします。
Tools
⇒Express Gate
⇒⇒[Disabled]
で『ASUS EXPRESS GATE』を無効化できます。

『Marvell 88SE61xx Adapter・・・』を無効化
19-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Quad-Q9650-を使って自作PC-BIOS起動-Marvell-IDEをDisabled-無効-IDEスキャンをキャンセル
マザーボード上のIDE接続の機器を探しているワケです。
ですが、今だとほぼSATAで方が付きます。
DVDドライブもHDDも、特に序列を気にせずSATAにポン付けで認識されてしまいますね。
Advanced
⇒Marvell IDE
⇒⇒[Disabled]
で『Marvell 88SE61xx Adapter・・・』を無効化できます。

これで『ASUSロゴ』から間髪いれずにWin7の起動を始めてくれます。


出来上がり

なんだかんだで丸1日を費やして1台のセコハンPCの出来上がりです(笑)

『ASUS P5B』『core2 Quad Q9650』『GT640』
『Windows 7 professional』でのエクスペリエンスインデックス

20-ASUS-P5Q-Intel-Core-2-Qu
プロセッサ:7.3
メモリ(RAM):7.3
グラフィックス:7.1
ゲーム用グラフィックス:7.1
プライマリハードディスク:5.9

これでシステムディスクがSSDだったら言う事ナシなんですけどね。
まぁそれでも使った感触はナカナカ良いかと。
まぁ・・・ケースはアレですけど(笑)

テキトーにオーバークロックでも試して遊んだ後に、常用可能な設定にして里親探しですかね。
里親さんの元に旅立つまでには、良さそうなケースも見つけておきましょう。

できるだけ予算を削って使えるPCが欲しいっていうなら、こういうパソコンも充分アリですよね。
手持ちのパ-ツで浮いているSSDでもあれば、『ASUS P5B』と『core2 Quad Q9650』で快適PCの出来上がりです。

ただ、中古で揃える必要があるので、特にマザーボードの状態如何で後々の出費を左右しそうです。
なにはともあれ、無事に使えるパソコンが完成いたしましたとさ。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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