技MIX-零式艦上戦闘機52乙型(TOMYTEC彩色済みプラモデル)作ってサボってました

TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-1-48-SCALE-内部構造再現模型-外箱
技MIX(ギミックス)零式艦上戦闘機52乙型(1/48)』を作ってみます。

店頭で見つけて『ピピーン』と来たんですが、なかなか高い!
4,800円(税抜)

なんだかんだで相当楽しんだワタクシ。
画像60枚以上、文字数は5000文字ほどの記事になりました。

パッケージを手にとって見ると、
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-1-48-SCALE-内部構造再現模型-外箱-底面
今からでも楽しめるプラモデル
彩色済み
機体の左側は外板とスケルトンを選択可能
パイロットとワンちゃんの同スケールフィギュア
工場生産技術を駆使して再現
今の時代に合わせたプラモデル
などなどの魅惑的なフレーズの数々(汗)

こっ、これは手にとってはいけない代物だった・・・

底面にワザワザ大きな窓をつけた、妙に凝ったつくりの外箱なんかは、もはや『罠』と呼ぶしか無いでしょう(笑)
細かく彩色された主翼やエンジンのパーツが丸見えで、これでもかって位に物欲を刺激してくれます。

最近のショップでは、プラモデルの箱を開けて中身を確認することができないトコロも増えていますからね。
コストアップしてまで中身を確認させるあたり、彩色には相当な自身があるハズです!

ここまでのトミーテックさんの心意気を見せられては、5千円くらいはポーンと出さなければなりませんねぇ。
・・・ホントは、30分ほど店頭で散々迷ったあげく、やっと購入を果たした新潟おてんとサンなんですけどね(笑)

で、普段はガンプラばっかり作っている新潟おてんとサンなのですが、自動車や航空機、バイクなんかのプラモデルを作らないワケでもありません。

ただね、最近のガンプラは、素組み・墨入れ・つや消し、だけでお手軽にそれなりのモノができてしまいます。
それに対して、自動車・航空機・バイク他のどれを取っても、最低でも外装くらいは塗装が必須なんですよね。

時の流れとともに安直な道へまっしぐらというか、じっくりとプラモデルを作っている時間がなくなってしまったというか。
なのでどうしてもお手軽路線で遊んでしまうのですね。

若い頃は時間度外視で没頭できたんだけどなぁ・・・(遠い目)
まぁ、斯様なワタクシめも時間を気にするあたり、ちょっとは大人になったようなのです。(もう大分オヤジ化していますけどね)

それが、この『技MIX(ギミックス)』を店頭で目撃してしまって、プラモ浦島太郎状態に陥ってしまった次第なのであります。
ガンプラのRG(リアルグレード)を手にしたときも似たようなことを言っていたような、いないような。

塗装しなくて良いんぢゃん』っていう超あさはかな思考で手にとってみただけなんですけどね。
変なオヤジ(僕)が30分も玩具コーナーで迷っているサマは、実にアヤシサ満点だったことでしょう(汗)

なんで『52乙型』か?
コレはね、特別な思い入れがあるとか、そういう理由ではありません。

五二型はいわゆる零戦のなかで最も多く生産されたとか、甲・乙・丙があってなんたらとか、この程度しか知りません。
パッと見カッコイイなぁって感じる程度の感情移入度ですね。
予め細部まで塗装してあるっていう部分に惹かれたっていうのが正直なトコロ。

好きな方ならば、文字通り甲乙つけがたいことでしょう。
『全部買っちゃいたい!』ってなるかもですね。

僕が『52乙型』に決めた理由は『パイロットとワンちゃんの同スケールフィギュア』が付いていたから、であります(笑)
このパイロットはコックピットに搭乗させることができます。で、甲型に付属の黒い鳥はそれほど欲しくない。
ってことで、コックピットに搭乗できるパイロットと白いワンちゃんを選んだワケです。

さて、長々と書いちゃいましたがサクッと作って完了させちゃいました。
使ったのはニッパー・ピンセット・アートナイフ・接着剤だけ

とはいっても、組立て自体はお手軽っていう感じではありませんでした。
ガンプラに慣れてしまった新潟おてんとサンには、ややハードルが高かったかなっていう感じ。

部品は繊細で、ランナーと本体の区別がつきにくい箇所がありますね。
で、通常の外板があるパターンと、機体構造を再現したパターンがあり、接着して組み立てる場合は排他利用することになります。

ただ、接着剤を使わないと『モロさ』が顕著です。
バラしたり構造を楽しんだりする部分もありますからね。当然といえば当然ですね。

また、ランナーから切り離した部分は当然ですが塗装されていません。
丁寧に作るのであればタッチアップは必須でしょう。

接着剤でも塗装を溶かします。
塗装を大事にするか、塗装を削って接着強度を取るか、随所でジレンマと戦うことになります。

各所に腕の見せ所が満載かとおもいますが、新潟おてんとサンのプラモスキルがソレを確実に阻んでくれます。
やはり、僕は永遠の未熟者なのであります(笑)


TOMYTEC トミーテック 零式艦上戦闘機52乙型 1/48SCALE 内部構造再現模型 全部品
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-1-48-SCALE-内部構造再現模型-全部品
外箱を開けてみると『彩色済みの程度がハンパない感じ!
架台の釘とかエンジンの細部まで、驚くほど細かく塗装してあります。

ちょっと溜め息がもれてしまう位ですね。
4,800円(税抜)は伊達ぢゃありません!
この時点で『元は取った』って思えました

コレは・・・、自分ぢゃぁ塗装できませーん。
自力塗装するなら釘はスルーですよ、きっと。
しばし見入ってしまいました。


52乙型を選ぶきっかけとなったパイロットと犬くん
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-1-48-SCALE-内部構造再現模型-パイロットと犬のフィギュア
犬か?猫か?でいえば猫が好きな新潟おてんとサンです。
ですが、鳥か?犬か?でいえば犬なので『52乙型』に決定!
我ながら実に短絡的な思考、そんな自分、けっこう好きかもです。

TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-内部構造再現模型-犬のフィギュア
こうやってランナーにくっついているとチョット気持ちワルイですね。
この犬くんが本キットを購入するきっかけになったワケですから、この段階でコレは可愛いんだと自分に刷り込んでおきます。


プロペラとエンジンの組立て

プロペラとエンジンの部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-プロペラとエンジン1
なかなか繊細ですね。
プロペラの軸の部分は組み立ててしまうと隠れる部分ですが、シッカリと彩色してあります。

プロペラとエンジンの組立て過程
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-プロペラとエンジン3

風導板とステー
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-プロペラとエンジン4

プロペラとエンジンカウルとエンジン
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-プロペラとエンジン5

プロペラとエンジン、完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-プロペラとエンジン-完成

こうやって眺めるとナカナカ趣が有りますね。
接着剤は、風導板とステーの固定だけに使いました。

プロペラやエンジンカウルは簡単に解体できるように作られていますね。


胴体中央部の組立て

コックピットの部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-コックピット1
計器類や操縦桿の持ち手にいたるまで塗装済み。

計器類とシートの彩色
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-コックピット2-細部の色分けがスゴイ
手作業でここまで塗装したら、まぁ僕の未熟なウデなら半年とかかかりそうです。
ちなみに見切れているのはピンセットの先っちょです。

コックピットの完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-コックピット3
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-コックピット完成
ボンベの先っちょを誤って切り落としてしまった(汗)

完成したコックピットと胴体中央部の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部1
断面や骨格はシルバーで塗られていますね。

胴体中央部ほぼ完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部2
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部3

完成した胴体中央部と二通りの外板の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部4-左側外板

二通りの外板の完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部完成1

通常の外板
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部完成2

内部構造を再現した外板
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体中央部完成3

ココが組み立てていて一番楽しかったトコロです。
とにかく、どこをとっても情報がギッシリ凝縮されていて、ナカナカの満足感が得られます。

この部分も解体できるようになっています。
強度が気になるので、外板部以外は要所で接着剤を使いました。


右主翼の組立て

右主翼の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-右主翼1
右主翼の緑色に彩色されたナビゲーションライトはすっごく小さいので紛失注意ですね。

右主翼のナビゲーションライト
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-右主翼2-クリヤーパーツ
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-右主翼3-クリヤーパーツ2
3つのクリヤーパーツがあり、どれも方向が決まっています。
ピンセットを使ってプルプル震える両手で接着しました。

右主翼の完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-右主翼完成

ナビゲーションライト以外はサクサクと進行でした。
右主翼は、僕の場合は解体しないのでキッチリ接着しておきました。


左主翼の組立て

左主翼の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-左主翼1
左主翼の赤色に彩色されたナビゲーションライトはすっごく小さいので紛失注意ですね。
で、左主翼は通常の外板と内部構造を再現した骨格の二通りを組み立てます。

左主翼のナビゲーションライト
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-左主翼3-細かいクリヤーパーツ

左主翼の内部構造
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-左主翼4-細かいクリヤーパーツの取り付け

左主翼、通常の外板
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-左主翼完成

左主翼、内部構造を再現した外板
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-左主翼完成2

この左主翼は、ナビゲーションライトへのケーブルなどの内部構造も再現しているので、主脚などのみ接着剤を使いました。


両主翼の完成

TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-両主翼完成
だんだん『ソレっぽく』なってきましたね!

胴体下部と主翼裏側には、主脚を格納する部分も再現されています。
ですが、主脚は出した状態の一択ですね。

胴体下部と主翼下部、主脚のそれぞれをチョット加工すれば、主翼を収納した状態も再現できそうです。
まぁ、新潟おてんとサンのスキルでは難しいでしょうけれども(笑)


胴体後部の組立て

胴体後部の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体後部1

胴体後部の完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-胴体後部完成1

垂直尾翼の左側半分、水平尾翼の左側、胴体後部の左側半分、がゴッソリ交換できます。

この辺になってくると、サッサと作り終えたいという衝動に駆られてしまいます。
集中力が散漫になってミスを多発(僕の場合)といった大詰め的なトコロ。


増槽の組立て

増槽の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-増槽

増槽の完成
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-増槽2

増槽の内部構造まで再現されています。
ここまで作ってしまえば本体の組立ては完了ですね。


零式艦上戦闘機-52乙型、本体完成

TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-本体完成1
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-本体完成2
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-本体完成3

エンジン、主翼、胴体中央部、胴体後部、それぞれのパーツは、結構『ポロリ』しちゃいますね。
このキットの特性上、『ポロリ』は致し方ないところ。

胴体中央部と胴体後部の接合には、別にジョイント部品を使って固定します。

開封して組み立てただけの状態なのにこの存在感です!

普通なら、この状態からスライドでカールを貼ったりするんですが、このキットの場合は必要ありません。
パッケージに記載されていた魅惑的なフレーズの数々に偽りナシ!ですね。


架台の組立て

架台の部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-架台1

架台の完成
TOMYTEC-トミーテック-零
TOMYTEC-トミーテック-零

過剰演出な感もありますが、コレはこれで嬉しい付属品ですね。
釘1本1本にいたるまでシッカリ彩色してあります。


パイロットと犬くんの組立て

パイロットと犬くんの部品一式
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-パイロットと犬1
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-パイロットと犬3

犬くんの円らな瞳も彩色済み
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-パイロットと犬2
ひげダンサー的な、立派に蓄えた鼻髭チックな塗装になってます(!)
非常に小さい部品なので、コレはこれで大したモノですよ。

パイロットと犬くん完成
TOMYTEC-トミーテック-零

犬くん・・・デカイね(笑)
物憂げなパイロットと、デカイ犬くんとの対比が、なんともシュールで好きです。

技MIX(ギミックス)零式艦上戦闘機(1/48)には数種類のラインナップがありましたが、犬くんを選んで満足しています。


TOMYTEC トミーテック 技MIX(ギミックス)零式艦上戦闘機52乙型(1/48)完成

内部構造再現状態
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-内部構造から通常へ

胴体後部を通常外板へ換装
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型

コックピット、パイロット搭乗
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-内部構造から通常へ-コックピット

コックピット、パイロット搭乗で犬も同乗
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-内部構造から通常へ-コックピット2

胴体中央部と左主翼を通常外板へ換装
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-内部構造から通常へ-胴体と主翼

通常外板
TOMYTEC-トミーテック-零式艦上戦闘機-52乙型-完成1


おしまい

あまりに良く出来ていて、沢山の写真を撮ってしまいました。
開封して組み立てただけのお手軽レビューなんですけどね。

塗装の手間無く、組立てプロセスだけを楽しんで、それなのに存在感のある出来上がり!
価格はちょっと高いですが、お値段以上の価値があると思いました。

塗装と一口にいってみても、お手軽で簡単にはいきません。
ちゃんとやるなら、それなりの道具を準備したり、上達するまでの時間だって必要だし、そういう部分を完全に省くことができますからね。

スタートアップ的な道具をそろえるのでサクッと2~3万は飛んでいきますよ。
それに、こんだけ塗装する時間も労力もナカナカ大変です。

パッケージに記載されていた魅惑的なフレーズは、やっぱり大袈裟ではなたっかっていう印象です。

【開封・組立て・パンパカパーン!】っていう感じ。
・ゲート処理:ほとんどしない
・塗装のタッチアップ:全くしない
・自身のスキルアップ:完全にしない
っていう完全3ナイおサボり組立てにもかかわらず、手間隙かけて製作したかのような仕上がりですからね。

組立ては好きだけど塗装はチョット・・・、っていう方にはピッタリかと。

サクサクやれば2~3時間で作れちゃうかもしれません。
僕の場合はのんびりマイペースで仕事の合間を縫いつつ5日ほど掛かりましたけどね。

何はともあれ、実に楽しいひと時を過ごすことが出来ました!

さて、せっかくなので、パイロットと犬くんを使ってお遊び画像を作ってみました。

以下『お遊び画像』です。
お暇な方はお目汚しまで。


パイロットと犬くんを使ったお遊び画像

お遊び画像1

お遊び画像2

お遊び画像3

お遊び画像4

お遊び画像5

お遊び画像6

お遊び画像7

お遊び画像8

お遊び画像9

お遊び画像10


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



2 thoughts on “技MIX-零式艦上戦闘機52乙型(TOMYTEC彩色済みプラモデル)作ってサボってました

  1. どら部屋のどら

    おもろいです♪
    ソーラー発電を検討中で、お邪魔してます。
    電気関連の知識と、サイトの記事の丁寧さ、感心いたします。

    返信
    1. 新潟おてんとサン 投稿作成者

      はじめまして、どら部屋のどらサマ。
      コメントをいただけて嬉しいです。

      お楽しみいただけた様子で、重ねて嬉しいです。

      また何かの際には気軽にコメントしていってくださいね。

      返信

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