さて、お気に入りだった延べ竿、『うかれ鯉 硬調 360』はポキッと折られてしまいました・・・。
『ヘラブナ釣り風の鯉釣り(ヘラ浮き+うかれ鯉)で謎の巨大魚に竿をバッキバキに折られる!(見附市-大平森林公園-2016/5/19)』
ですが、そんな出来事を尻目にとっても釣り日和で気持ちの良いお天気が続いています。
お天気が良いとなれば・・・お魚釣りしてサボっちゃうという僕(笑)
とってもお安い『すずみ釣具(SZM) 振出竿 桔梗 13尺』をちょちょいと購入していつもの某池へお出掛けいたしました。
1,580円ナリ!
とってもお安くて『うかれ鯉 硬調 360』を折られてしまった僕にとっても優しい感じ(笑)
持ち手は『糸巻き仕様』
一応はヘラブナ竿っていう肩書きで売られていましたからね。
パッケージは、
ビニール袋に入れられて売られているアレですね。
12尺(360cm)では、鯉を相手にするのはチョット厳しかったようなので、今回は13尺(390cm)でチャレンジしてみましょう。
握りはちょっと太いです。
で、ズシリとした重量感が・・・何とも言えません。
細くて軽いカーボンロッドに慣れすぎたんでしょうね。
確実に振りにくいです。
15尺(4.5m)ほどの『鯉竿』よりも重量感があります。
一日使ったら右腕パンパンかもですね(汗)
僕が少年だった頃はこんな感じの竿が当たり前でしたからね。
カーボンロッドにはナカナカ手が届きませんでした。
『すずみ釣具(SZM) 振出竿 桔梗 13尺』
竿自身の重さですでにシナっている感じです(汗)
お花が舞い散りつつ雰囲気は非常に良いです。
ほどなくしてアタリが出始めるのですが・・・合わせても乗らない。
あまりにペナペナした感触なので、合わせた後1テンポ遅れて竿先に動きが伝わる感じです。
当然ですが針に合わせが伝わるのにも遅延が生じます。
これは・・・ツンと来るアタリを予想して合わせないと乗らないんじゃないのか?
って感じです。
エスパー向けの竿ですね(笑)
まぁ僕は一般的な人間ですからねぇ、0.5秒後にくる『ツン』を予見できる能力なんてありません。
浮きの変化を目視してから合わせることしかできないのです。
竿をスッと持ち上げると『ブルンッ』って竿が波打つ感じですからね。
アタリが有って合わせてもナカナカ乗らないワケです。
時間にして1時間ちょっとかしら。
この2枚を上げたところで、ペナペナ感に辟易して今日の釣りを終了としてしまいました。
『すずみ釣具(SZM) 振出竿 桔梗 13尺』の真価の程は・・・、
まぁ『お値段なり』ってことでしょうか。
重くてペナペナ、合わせが1テンポ遅れる、っていうのがいけません(汗)
重いだけとか、ペナペナなだけとか、どちらか一方の短所が無ければ使いようもあるんでしょうけれども。
一気に消しこむような鯉のアタリなら合わせられるかもしれませんね。
ミミズなんかの生餌を使って、しっかりと食い込ませてから釣るような釣り方なら使えるかと。
繊細なアタリに素早く合わせるようなヘラブナ釣りには向かないかもしれません。
今回は鯉は掛かりませんでしたけどね、鯉が釣れたら粘ってくれるのかしら?
これで粘ってくれない竿だったら厳しいですね・・・。
『うかれ鯉』の方が気分がでるっていうか、ペナペナしていないっていうか(笑)
人間ってワガママだなぁって感じちゃいました。