もうね、ホント、『ソーラー発電しなさいよ』って言われそうなくらいサボってますが。
今回は調子が悪くなった『スバル・サンバー・バン(TV-1)』をいじってサボってました(汗)
今回は2,000円(部品代)でセルモーター交換です。
スクーターなら3台、カブなら2台、リッターバイクだって運べちゃう!
そんな強~ぃ僕らの味方っていう感じのサンバー君。
まぁ最近は釣りに行くだけの『釣り専用車』みたいな使い方になってますけどね。
だって、練り餌の臭いやお魚のニオイが付いてしまっても平気といえば平気。
気兼ねなく釣りに使える便利な子なんです。
そんなサンバー君なのですが、ザッと以下のような不調に見舞われて困っていました(汗)
『キーを回してもセルモーターが回らない時がある』
『エンジン停止から数時間たってエンジンが冷えていると問題ナシ』
『暑い時期に特にセルモーターが動かない』
『エンジンを止めた後、すぐにエンジンをかけようとするとセルモーターが回らない時がある』
『セルモーターをハンマーで軽く叩くと復帰する』
春先、暖かくなってきた頃から頻発するようになってしまいました。
『イグニッションスイッチの不調』なんぢゃないのか?
ってことも頭をよぎりました。
ただ、今回は、セルモーターが無反応になった際、セルモーター本体をハンマーで軽く刺激すると復帰しました。
仮に『イグニッションスイッチの不調』だった場合はセルモーターを叩いても復帰しません。
おおよそ、マグネットスイッチか?ブラシの接触不良か?といったところでしょう。
なので、セルモーターの交換に踏み切ったと、そうなるワケですね。
このサンバー君が動かないと釣りに行けませんから・・・。
サンバーの場合、キーシリンダーの先の『イグニッションスイッチ』が接触不良を起こすことが多々あります。
スライド式の接点が擦り減ってしまうんですね。
こういったパターンでも似たような症状になります。
つまり、今回の様な症状だと『セルモーター』か『イグニッションスイッチ』を真っ先に疑うワケです。
まぁ、症状を良く見て、どこがおかしいのか?を判断してみてくださいね。
■まずはヤフオクでセルモーターの手配
・とりあえずヤフオクで2000円の中古品をポチってみました
僕のサンバー・バン(TV-1)のセルモーターは、
『23300-KA620』というモノらしいです。
2,000円だけあって汚いですな・・・。
・セルモーター-23300-KA620-ピニオンギア側
ギアは減っていないようですね。
・セルモーター-23300-KA620-各部の名称と接続方法
大まかに、セルモーター本体とマグネットスイッチで構成されています。
で、マグネットスイッチ部分に、バッテjリーから12V給電用の端子と、キースイッチからの信号用のケーブルは付いています。
サンバーのセルモーターは、
新品で4万、
リビルト品で1.5万~2万、
中古品で2~9千円。
良い子のミンナは動作確実なリビルト品を使いましょう。
こういうパーツを使えばちゃんと直ります。
失敗しても自己責任で何度かチャレンジできるなら・・・う~んと安いのから挑戦してみましょう(笑)
お小遣いの乏しい僕の場合は迷わずコッチかと(涙)
こういうパーツを使うと、ちゃんと直らないことが結構あります。
■セルモーター交換の準備
・まずは荷室を空にしましょう
サンバーはリヤエンジンなので、荷室内にエンジン音が反響して非常にやかましいです(汗)
なので、ボクの場合は遮音シートを敷き詰めて対応しています。
この遮音シートをはぐると元もとのシートが現れます。
・エンジンカバーはビス4本で固定
荷室後部のフタ(ボンネット的な)を開けるとエンジンにアクセスできます。
ビス4本で留まっているボンネットですな。
・エンジン丸見え
ぜんぜんお手入れしていないので汚れちまっています(汗)
画像左下に不調のセルモーターが見えますね。
スペースはそれなりに空いているので作業自体は楽勝かと。
・バンパーも開放
バンパー(第2ボンネット!?)みたいなのも開放しておきます。
車体後方にぶら下がっているエンジン。
雪道では後輪がスライドを始めると車体がグルグルと良く回ります。
カウンターを当てるも、お釣りで逆側にスライドを始める始末(笑)
新潟おてんとサンのドライビングテクニックの無さは折り紙つきなのであります。
■バッテリーのマイナス(-)端子側のケーブルを外して絶縁
・電装部品をいじるのでバッテリーからの給電をストップしておく
サンバーのバッテリーは助手席の下にあります。
助手席下を開放すると、簡単な工具置き兼カバーが現れます。
・カバーを外すとバッテリーやヒューズにアクセスできます
やはり汚い・・・。
ボクのズボラさ加減が見て取れます(笑)
・バッテリーのマイナス(-)端子側のケーブルを外して絶縁
こうしておけばバッテリーは沈黙するワケですね。
これでセルモーターを交換する準備が整いました。
■いよいよジャンクなセルモーターの取り外し
・セルモーターへの2箇所のケーブルを外す
まずはキースイッチからの細いケーブルを慎重に引き抜きます。
非常に汚れていますが臆せず取り外しましょう(笑)
・セルモーターへ電力を供給する太いケーブルを外す
12mmのナットですね。
・セルモーター上側のボルトの位置を確認
これは荷室からエアクリーナーの脇を覗き込むようにした画像です。
マグネットスイッチの奥に、セルモーターを固定しているボルトが確認できますね。
で、エアークリーナーボックスのステーと共締めになっています。
・セルモーター上側のボルトを緩めて引き抜きます
結構と長いですね。
コレを外すと、エアークリーナーボックスが少し動くようになります。
・エアークリーナーボックスとステーを固定しているナットを緩める
コレを少し緩めておくとステーの稼動範囲を稼ぐことができます。
要は、セルモーターを外しやすくなります。
・エアークリーナーボックスとステーを固定しているナットは確か10mm
忘れちゃいましたが・・・確か10mmかと(汗)
・セルモーター下側14mmのナットを外してセルモーターを取り外します
上側はボルトを挿入する形で、下側はエンジンからのボルトをナットで固定する形になっていますね。
ポッカリと穴が開いています。
・セルモーターの取り外し完了
奥のが壊れたセルモーターで、手前のがヤフオクで2,000円で手に入れたセルモーターです。
どう見てもヤフオク産のがボロいんですけど・・・(笑)
まぁそこは見なかったことにしましょう。
あとは逆の手順で組み直せば作業完了です。
なれれば30分ほどの作業ですね。
ポイントは、2,000円で買ったボロいセルモーターがちゃんと動くのかどうか?
ですよね。
まぁ動かなければ別なのを買うんですけどね。
今回は問題なく動きました。
20kmほど高速道路を走行後にエンジンを切ってからの再始動や、頻繁にエンジンを切るシチュエーションでも、問題なく快適にエンジンを始動させることが出来るようになりました。
今までだと、セルモーターがウンともスンとも言わないっていう症状でしたからね。
これだからヤフオクは捨てたモンじゃありません。
まぁ、このセルモーターもいつまで持つのか分かりませんが、2,000円+送料でセルモーターの交換が出来ました。
これはこれで御の字といったところでしょう。