5万円台でcore-i7を使ったパソコンを自作してみた(今更ながらのSandyBridgeだけど)

5万円台でcore-i7を使ったパソコンを自作してみた
ゲートウェイSX2870-H54Dに玄人志向GF-GT640-LE1GHD/GK208(グラフィックボード)を増設
という記事で書きましたが、グラボ増設してから新潟おてんとサンのパソコンがちょっと不調。
電源ONからパスワード入力、OSが起動するまでに2~3分かかってしまうという状態になってしまいました。

原因という原因がわからずにそのまま使っていましたが、結局は新しいパソコンを準備しようという結論に至ったワケです。

どうせなら予算の範囲内で以前のCPUよりアップグレードを果たしたいという思惑もあって、
・intel core i7 2600k (SandyBridge)
・ASUS B75M-PLUS
というCPUとマザーボードを使って5万円台の予算でパソコンを自作してみることにしました。

ちなみに、CPUを『Pentium』や『Celeron』にすれば3万円台で自作PCも可能かと思います。

Sandy-Bridgeというと今更な感じもしますが・・・

『Haswell』だとCPUが1万円以上高くなってしまう。
手持ちのグラフィクボードを活かせば『DirectX 11』に対応もできる。
ということで『core i7 2600k』を使うことにしました。

以下に、
もともと使っていたパソコンの仕様
CPUはどうしよう?
インテルのチップセットについて
今回準備したパーツ
組み立て
いよいよ電源投入
Win7や各ドライバのインストール
微調整
完成!前のPCとスペック比較
まとめ
という項目にそって、新潟おてんとサンの安易な考え(笑)とともにまとめてみました。

パソコン自作の初心者さんの参考になれればコレ幸いです。

※画像が30枚ほど、10000文字程度、の長めの記事になります。


もともと使っていたパソコンの仕様

まずは、『ゲートウェイ SX2870-H54D』の仕様を見てみましょう。

CPU、Core i5 3450(Ivy Bridge)
動作クロック/TB時:3.1GHz/3.5GHz
コア数/スレッド数:4/4
L3次キャッシュ:6MB
内臓GPU:Intel HD Graphics 2500(1.15GHz)

チップセットH67 Express??
メモリー容量4GB (DDR3 PC3-10600)
HDD容量500GB (7200rpm)
省スペーススリム筐体

グラフィックボード
GPU NVIDIA GeForce GT 640 (GK208)
PCI Express 2.0 x16
メモリGDDR51024MB
ロープロファイル対応
GK208コア採用でTDP49W
DirectX 11、HDCPをサポート

※このグラフィックボードを増設してから、windowsの起動に時間がかかるようになってしまいました。

原因は不明(汗)
ハードウェアの相性問題かしら?

というスペックです。


CPUはどうしよう?

どうせなら『core i7』にしたいところ。

で、ターゲットとなりえるのが、
・第四世代、Haswell(ハズウェル)、LGA1150
・第三世代、Ivy-Bridge(アイビーブリッジ)、LGA1155
・第二世代、Sandy-Bridge(サンディブリッジ)、LGA1155

の3つ。

core i7 4770(Haswell)は新品で3万5千円、
core i7 3770(IvyBridge)は新品で3万5千円、中古で2万円台後半、
core i7 2700K(SandyBridge)は中古で3万円、
core i7 2600 or 2600K(SandyBridge)は中古で2万5千円、
※本記事執筆時

『Haswell』は高い!
『IvyBridge』は構造がちょっと嫌い!
『SandyBridge』2世代も前のCPUなのにまだ高い!

ということで、どれも微妙な感じなのですが・・・。

値段を優先して『core i7 2600K』の中古をヤフオクで落札いたしました。
この辺の安易な発想は新潟おてんとサンらしいかと(笑)

ちなみにスペックは、
core i7 2600K(Sandy Bridge)
動作クロック/TB時:3.4GHz/3.8GHz
コア数/スレッド数:4/8
L3次キャッシュ:8MB
内臓GPU:Intel HD Graphics 3000(1.35GHz)

いま使っているパソコンのCPUが
Core i5 3450(Ivy Bridge)
動作クロック/TB時:3.1GHz/3.5GHz
コア数/スレッド数:4/4
L3次キャッシュ:6MB
内臓GPU:Intel HD Graphics 2500(1.15GHz)

性能的にはほんのちょっと増加といった感じですね。
スレッド数が2倍になるので、ちょっと体感できる程度には快適になるハズです(不安)

CPU選びには、
歴代の『intel core i』シリーズ、世代ごとのスペック比較表
という記事も参考にしてみてくださいね。


インテルのチップセットについて

チップセットとは、マザーボードに搭載されている素子の種類を表しているといえます。
このチップセットとマザーボードの違いによってパソコンの機能が違ってきます。

ちょっと具体的に言うと、
・使えるCPUやオーバークロックの可否
・CPU内臓のグラフィック機能を使えるかどうか?
・対応メモリの種類や容量
・記憶装置の接続方法
・搭載するUSBの規格

などに違いがあります。

基本的にはCPUの世代と対になって販売されます。

Haswell
対応ソケット:LGA1150
同世代の対応チップセット:Z87、H87、Q87、Q85、B85、H81

IvyBridge
対応ソケット:LGA1155
同世代の対応チップセット:Z77、Z75、H77、B75、Q75、Q77

SandyBridge
対応ソケット:LGA1155
同世代の対応チップセット:Z68、P67、H67、H61、Q65、Q67、B65

Z = ハイエンド、機能全部入り
P = グラフィック出力なし
H = メインストリーム
B = ビジネス・安価に組みたい人向け
っていうイメージでしょうか。

チップセットとマザーボードの違いによって多数の種類があるので、選択に悩む所ですね。

ソケットが同じであれば世代の違うCPUを使うことも可能です。

たとえば、『IvyBridge』と『SandyBridge』のソケットはどちらもLGA1155なので、

・CPUは『SandyBridge』でマザーボードは7シリーズのチップセットという組み合わせも可能

・CPUは『IvyBridge』でマザーボードは6シリーズのチップセットという組み合わせも可能
ただし、この場合はCPUが次世代の物になるのでマザーボードのBIOSアップデートが必要な場合があります。

ソケットが共通する次世代のCPUに交換したいっていう場合には必要ですね。


今回準備したパーツ
core-i7-2600k、ASUS-B75M-PLUS、ほか自作PCのパーツ一式
やっと本題ですか!って感じですね(汗)

今回購入したのは以下の6点、
—————————————————————————————————————
・CPU:Intel Core i7 2600K(ヤフオク)25,000円
・ケース:KEIAN KT-M19U3-PS5 520W電源付 MicroATX(楽天)7,200円
・マザーボード:ASUS B75M-PLUS(ツクモ)7,000円
・HDD:WesternDigital WD10EZRX 1TB(ツクモ)6,400円
・メモリ:Cetus DCSSDDR3-2GB-1333 1GB2×2セット(ツクモ)6,600円
・DVDドライブ:LG GH24NSB0 BL バルク (ツクモ)2,000円
—————————————————————————————————————
占めて54,200円

これにプラスして、
『玄人志向GF-GT640-LE1GHD/GK208』
というグラフィックボードを前のパソコンから拝借しました。

OSは
『Windows7 Ultimate 64bit』
が余っているので、コレを使うことにしました。

CPUIntel Core i7 2600K
CPUはintel-core-i7-2600k-LGA11
中古品です。
末尾がKなのでオーバークロック可能なのですが定格で運用します。
なら2600で良いんぢゃ・・・。って感じなのですが(汗)
値段が変わらなかったのと内蔵GPUの性能は2600Kの方が良かったのでコレにしました。

マザーボードASUS B75M-PLUS
マザーボードはASUS-B75-M-PLUS
日本語マニュアルって僕のような初心者には便利ですよね。
ASRockと迷いましたが評判が良さそうだったのでコレにしました。
グラフィックボードの故障に備えて、CPU内蔵のグラフィックが使えることを条件としました。

ケースKEIAN 恵安 KT-M19U3-PS5 520W電源付 MicroATX
恵安KEIAN-KT-M19U3-PS5-52
安くて電源付!パソコンの設置スペースの都合上でMicro-ATXですね。
電源は古いタイプです。早いうちに信頼できる電源に交換しなければならないでしょう。
今回は価格を最優先で(笑)

HDDWesternDigital WD10EZRX 1TB
HDD-WD-10EZRX
コレも価格を最優先、なおかつ7200rpm必須!
という条件を満たしてくれるHDD。

メモリCetus DCSSDDR3-2GB-1333(DDR3 PC3-10600 1GB)2枚組×2セット
メモリはDDR3-1333-1GB
コレも価格を最優先にしたのですが、ちょっと後悔(汗)
特に問題もなく安定して使えるのですが、エクスペリエンスインデックスの評価がいまいちなので手持ちのメモリに交換しました。

DVDドライブLG GH24NSB0 BL バルク
DVDドライブはLG-GH24NSB0-BL
OSやパッケージ版のソフトをインストールする時くらいしか使わないのでコレで十分。
高回転ではナカナカの動作音です。

一からパソコンを自作するのは相当ひさしぶり。
HDDとDVDがSATAケーブルで簡単接続なのに今更ながらチョット感激しています(笑)

マスター・スレーブをジャンパで切り替えていた頃に比べると簡単でシンプルになりましたね。
ちょっとした浦島太郎的感傷に浸れます。

新潟おてんとサン程度のPC用途であれば複数のHDDは不要ですしSSDは予算が許しませんから、それほどSATAの恩恵を受けられるワケではありませんけどね。

ありふれたパーツ達かもしれませんが、イメージにそって部品を収集するっていうのはやっぱり楽しいですね!

まぁどのパーツもミドルレンジ~ローエンドですが、ひと昔前に比べたらそれこそビックリするようなパーツばっかりですよ。
『年取ったなぁ』ってシミジミ感じてしまう瞬間でしょうか(笑)


組み立て

いよいよパーツを組みます。
まぁ静電気に注意して慎重にサクサク作業しましょう。

特に僕のような初心者の場合はマザーボードのマニュアルをよく読んでおくことをお勧めいたします。

・マザーボードにCPUとメモリを取り付ける
マザーボードにCPUとメモリを取り付け-ASUS-B75M-PLUS
マニュアルをよく読んで、各コネクタに何を接続するのかなどなど把握しておきましょう。

・ソケットカバーを外す
ソケットカバーを外す
念のために外したソケットカバーは保管しておきます。

・ソケットにCPU(core i7 2600k)を『そっと』置く
ソケットLGA1155にCPU2600kを取り付け
CPUの刻印や切欠きを合わせて慎重に。

・CPUグリスを貼付してCPUファンを取り付ける
CPUグリスを貼付してCPUクーラーを取り付ける
CPUの中心にCPUグリスをちょっと乗せます(米粒大くらい)。
で、CPUファンを押し付けると勝手に伸びてくれます。
多くつけすぎるとグリスがはみ出してしまいますね。
この手のプッシュピンタイプのCPUファンは、ピンを挿入して固定するのにちょっとコツが必要です。
マザーボードに固定する前に固定方法をよく確認しておいてくださいね。

・メモリスロットにメモリを差し込む
メモリを取り付ける
このマザーボードのメモリスロットは、メモリ固定用のピンが片側のみのタイプでした。
メモリが確実に挿入できていなくてもピンで固定できてしまうこともあるので、しっかり差さっていることを確認してください。

・マザーボードにメモリとCPUの取り付け完了
マザーボードにCPUとメモリの取り付け完了
マザーボードをケースに入れてしまってからCPUファンを取り付けるのはちょっと大変ですから、PC自作初心者を自負する新潟おてんとサンはこのようにしています。
マザーボードにずっしりと重量感が増して作業の進行を実感してしまいます。

・マザーボードなどをPCケースに取り付ける
PCケースにマザーボードなどを組み込む
各パーツの取付けの邪魔になりそうな電源ケーブルやフロントパネルからのケーブル類をケース外に。

・マザーボード付属のI/OパネルをPCケースに取り付けておく
IOパネルを取り付けておく

・マザーボード・各ドライブの取り付け
マザーボード-HDD-DVDドライブを取り付ける
『ASUS B75M-PLUS』には『SATA 6Gbps(グレーのコネクタ)』が1つしかありません。
今回はHDD1基で運用するので、このHDDを『SATA 6Gbps(グレーのコネクタ)』に接続しました。
SSDを使う場合は『SATA 6Gbps』をSSDと接続すると良いでしょう。
マザーボードのマニュアルを良く確認して、フロントパネルからのケーブルも接続します。

・マザーボード・各ドライブの取り付け
余計なケーブルは束ねて空ベイに収納
・マザーボード
・HDD
・DVDマルチ
・グラフィックボード
程度の構成なので電源からのケーブルが多く余ってしまいます。
本来の用途とは違いますが、空きベイにでも放り込んでおきましょ(笑)

・とりあえず組み立て完了
あとはOSをインストールすれば『サクッと出来上がり』っていう状態ですね。
念のために各ケーブル類やメモリなどの接続状況をチェックしておきましょう。


いよいよ電源投入

・ドキドキしつつ電源ボタンをON
各パーツが認識されています
『ピッ』と1回ビープ音が鳴ってPCの構成が表示されました!
『POST画面』といわれる表示ですね。
各パーツやUSBキーボード・マウスまで認識されています。
どうやら組み立ての問題はなかったようですね!
配線やパーツの接続ミス、破損などがあれば、この時点で何かしらの異常に気がつくハズです。
初起動なので『ASUSのロゴ』ではなくて『POST画面』が表示されたようです。

・メーカーのロゴ画面から『UFEI』セットアップメニューの起動
ASUSのロゴ画面
ここで『DEL』や『F2』を押すと『BIOS』のセットアップメニューに入ります。
この『ASUS B75M-PLUS』は『BIOS』がちょっと新しくなっていて、『UEFI BIOS Utility』というのが起動します。

『UEFI BIOS Utility』のメイン画面
ASUS-UEFI-BIOS
いままでの『BIOS』とは異なりマウスで直感的な操作ができる有難い仕様です。
グラフィカルな『EZ Mode』はことさら初心者には親切な設計ですね。
これはこれでプチ感激!

まぁ僕の場合は特に設定の変更は必要ないかと思うので、このままOSのインストールに移行するワケです。
しかし、いままでの『BIOSセットアップメニュー』ってなんだったの?っていうくらいユーザーに優しくなりましたね。

従来の『BIOS』であれば、キーボードでの操作しか受け付けてくれませんし、英語表記が多くてチンプンカンプンでしたから。
いちいち別PCでネット検索して設定したり(笑)

まぁほんのチョットした『敷居の高さ』が自作PCの魅力だったりしたのかも知れませんが、これはこれでGOODですね。


『Windows7 Ultimate 64bit』や各ドライバのインストール

・まずは『Windows7 Ultimate 64bit』のインストール
Windows7 Ultimate 64bitのインストール
メディアをDVDドライブに挿入して起動するだけ。
HDDが新品なのでフォーマットやパーティションの設定なんかが間に挟まりますがサクサク進行してくれます。
『Win95』とか『Win98』の時代は、インストールやリカバリの度に何時間も費やしていたのが嘘のように快速です。
新しいPCが嬉しくて、特に用事もないのにリカバリしていたあの頃(笑)
やっぱ『歳とったなぁ』って実感するひとときを満喫する間もないまま、あっけなく『Win7』が起動してくれました。

・『ASUS-B75M-PLUS』に付属のディスクからドライバをインストール
ASUS-B75M-PLUSに付属のディスクからドライバをインストール
OSをインストールしただけでは、マザーボードのLANが機能していなかったり、グラフィックが低解像度だったりと、各パーツが活かされていない状態です。
とりあえずマザーボードに付属のディスクからドライバをインストールしました。

・ドライバをインストールした後のデスクトップ
グラフィックドライバをインストールした後のデスクトップ
デスクトップが広く使えるようになりました。

・『Windowsのアップデート』
Windows更新プログラムのインストール
Windowsをクリーンインストールした際に一番時間がかかると思われる最初の試練(笑)
うん百件の更新がリストアップされます。
で、インストールを終えて再起動すると、それに合わせた更新がさらにリストアップされます。
僕は一気にインストールしましたが、4~50件ずつ数回に分けて更新した方がトラブルが少ないですね。

・一通り完成!
自作直後のWindowsエクスペリエンスインデックス
これが自作直後の『Windowsエクスペリエンスインデックス』です。
HDDのスコアは仕方ないにしてもメモリのスコアが低すぎます。
これはチョット納得できないので、今まで使っていたパソコンのメモリと交換することにしました。

ここまで、
CPU内蔵の『Intel HD Graphics 3000(1.35GHz)』
でグラフィックを描画していることになります。

グラフィックのスコアはどちらも『6.3』。
特に不満は感じません。

ほかに、僕が常用しているソフトもインストールして使ってみました。
普通に使うのにグラフィックはこれで十分かも知れませんね。

そして、PCの電源を落としてもUSBに電力が供給されている状態になっていました。
スピーカーなど、USBからの電力で動作するものがをいくつか使っているので、それらの電源が切れないっていうのがチョット気になります。

ということで、
・グラフィックボードの追加
・不満があるメモリの交換
・PCの電源OFFでUSBもOFF
を追加で作業することになります。


微調整

・玄人志向GF-GT640-LE1GHD/GK208を増設
グラフィックボード-玄人志向GF-GT640-LE1GHD-GK208を増設
今まで使っていたパソコンから外したグラフィックボードを、今回の自作PCに増設します。
PCI-Expressスロットに増設してドライバーをインストールするだけですね。
追加電源不要でロープロファイル対応っていうのに魅かれてポチりました。
これが今まで使っていたパソコンとの相性が悪くて今回のPC自作と相成りました(笑)

・不満があるメモリの交換
今まで使っていたパソコンからメモリを外して交換するだけのお手軽調整。
『1GB × 4枚 = 4GB』だったのを、
『2GB × 2枚 = 4GB』へ交換しただけです。
どちらも4GBなのですが『Windowsエクスペリエンスインデックス』のスコアが変わります。

・PCの電源OFFでUSBの通電もOFFにする
ジャンパピンを差し替えて電源OFF時のUSBへの給電をカット
マザーボードのマニュアルを良く見ると、それらしき項目がありました。
ジャンパピンで設定するようですね。
マザーボードのフチ、『MADE IN CHINA』というプリントの下にある水色のジャンパピンで設定します。

以上、微調整なので大したことはしていませんね(笑)


完成!前のPCとスペック比較

・グラフィックボード増設とメモリ交換など微調整後の自作PC
グラフィックボード増設とメモリ交換後のWindowsエクスペリエンスインデックス

・今まで使っていたパソコンのエクスペリエンスインデックス
グラフィックボード交換後のエクスペリエンスインデックス

結果は・・・、
プロセッサのスコアが0.1上がっただけ(涙)
という。

まぁこんなモンでしょうか。
CPUは1つ前の世代のものを選んだワケですからね。

パソコンを使ってみた感触としては、体感できるくらいには快適になっています。

・CPU-Zで確認
CPU-Zで確認


まとめ

『Windowsエクスペリエンスインデックス』のスコアでは、プロセッサの項目が0.1上がっただけで終了という結果です。
やはりCPUは新しい世代の方が能力が高い(当然ですが)ですね。

今更ながらのSandyBridgeとはいえ、使った感触はナカナカ良いとは思います。
快適になったのはちゃんと体感できますからね。

数字に出ない部分の違いもあるかも知れません。
マザーボードも違いますし、不要なソフトは一切ありませんからね、起動も早いです。

・CPU:Core i5 3450(Ivy Bridge)
数字だけ見れば、
『core i7 2600K(SandyBridge)』と
『core i5 3450(IvyBridge)』は
似たような演算能力という感じです。
値段に迷わされずに、新しいものを選んだほうが後悔しないかもしれません。
僕の場合は、発熱量がチョット多い『IvyBridge』の構造を毛嫌いしてしまっていて・・・。
定格で運用であればTDPも低い『IvyBridge』の方が良かったかなって思います。

・マザーボード:ASUS B75M-PLUS
僕のPC用途であれば、価格と性能を比べると大満足かと思います。
『UEFI BIOS Utility』も使いやすいですしね。
日本語マニュアルにも助けられた感じです。
『ポン付け』⇒『ハイ終了!』って感じで快調に安定動作しています。
使いやすくなった『UEFI BIOS Utility』も全くと言っていいほどデフォルト設定です。

・メモリ:Cetus DDR3-2GB-1333(DDR3 PC3-10600 1GB)2枚組×2set
これね、実は『2GB×4枚=合計8GB』だと勘違いして購入してしまったんです(汗)
安すぎると思ったんだよなぁ(笑)
で、POST画面で『Total Memory:4096MB』って表示されてあせったっていう。
そのまま使ってみましたが、『Windowsエクスペリエンスインデックス』のスコアが悪くなってしまいました。
動作に問題はありませんが、数字が気になるのであれば避けたほうが良いかもしれませんね。
僕は手持ちのメモリに交換することにしました。

・ケース:KEIAN 恵安 KT-M19U3-PS5 520W電源付 MicroATX
電源、各ベイ、DVDドライブのギミック、リアパネル、どれを取ってもお値段なりの品物です。
特にDVDのオープンボタンの仕組みが上手くありません。押した手応えがなく無駄に開閉を繰り返してしまいました。
『使えれば良い』的なケースだと思います。

・HDD:WesternDigital WD10EZRX 1TB
静かすぎて逆に不安(笑)
っていうのは冗談ですが静かで良いです。
ファンの音にかき消されて動作音は皆無です。
速度云々は・・・素人なので分かりません。性能は月並みだと思いますよ。
安かったですし普通に使う分にはまったく問題ありません。

・DVDドライブ:LG GH24NSB0 BL バルク
それなりの動作音はありますが、変な『ビビリ音』もしませんし普通に使えます。
僕の場合はDVDドライブの使用頻度は少ないですしコレで十分すぎるかと。

まぁ『プラシーボ効果』込みかもしれませんが、今まで使っていたパソコンよりは節々で体感速度が向上しています。
出来合いのPCとは違って、不要なソフトが一切入っていないっていうのも快適性に貢献しています。

主な用途は、
・アドビ製品
・かんたん青色申告
・オフィス製品
・メール
・ブログ更新
です。

あと、たまに『ガンダムオンライン』をやったりします。
最大の解像度で普通にプレイ出来ますね。
他のゲームは一切やらないのでちょっと分かりません。

総額54,200円のPCとしてはまずまずの出来だと思っています。

ただし、『安物買いは銭失い』的な部分も存在します。

CPUはプチアップグレード程度、
ケースは予想通り、
メモリは予想に反して数字が悪い、
という気になる部分がありますからね。

極端に値段にコダワリすぎると後悔するかもしれません。

機会があればCPUを『IvyBridge』のものに換装してみるつもりです。
OSを格納するディスクをSSDにすると、さらに快速になりそうですね。


本記事、
『5万円台でcore-i7を使ったパソコンを自作してみた(今更ながらのSandyBridgeだけど)』
で作った自作PCのその後の記事を以下に紹介いたします。

SSDを導入したり、OSをそのままで他のマザーボードに交換したり、いろいろ試してみました。

SSDに、OS(Win7)やソフトはそのまま丸ごとクローンしてみた(5万円自作PC)

HDDやSSD(win7やソフトや内容全部)はそのままでマザーボードとCPUとグラフィックボードを交換してみた

良かったら合わせて読んでみてください。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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