石油ストーブの芯を新品に交換、着火性能と火力が蘇った!(コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298Wの芯交換 燃焼器用しんはSX-B27WY形)

1-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-燃焼器用しんSX-B27WY形
今回は『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』の芯を交換してみます。

もうすっかり朝晩は寒いくらいの季節になりました!
最低気温で10℃を切ってしまう時期ですもんね。

で、必要になるのが暖房機器。

僕の場合は石油ストーブと石油ファンヒーターを併用しています。

エアコンの暖房や、石油ファンヒーターのみだと、乾燥しすぎて喉が痛くなったり調子を崩してしまうので、ヤカンを載せられる石油ストーブが必要なんですね。

まぁ加湿器でも良いんですが、石油ストーブで常にお湯を沸かしておくのが、なんというか安心するというか、好きなんです。

で、リビングで愛用の『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』なんですが、上手く着火できなくなってしまいました
電池を交換してみてもうまくいかず、点火ボタンを『ギューッ』と押し続けてやっと着火してくれる状態。

火力も何だか弱ってきたような・・・
それに何年も自称メンテナンスフリーで使ってきたせいか『なんか汚い・・・
いやいや、確実に汚いかと(汗)

ということで、
芯を新品に交換して着火性能と火力を復活させてみようと、
ついでにキレイにしてしまおうと、
そういう魂胆ですね。

以下の目次に沿ってまとめてみます。
石油ストーブ(コロナ RX-298W)の現状
準備した燃焼器用しん『SX-B27WY形』
『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』の分解
『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』の芯の交換
おしまい

サラッと書き流しましたが、4000文字以上の記事になります。
チャレンジされる際は安全面に留意して慎重に作業してみてくださいね。

2017年10月現在
本記事投稿から1年が経過して、今年もストーブの準備をする季節となってきました。
昨年(本記事)に芯を交換してあり、試しに使ってみたところ、とくに問題なく現在も快適な状態で使えています。


石油ストーブ(コロナ RX-298W)の現状

冒頭の画像の通り、ぱっと見はとっても汚いかと(汗)
お外で使ってたの?っていう印象。

やかんや鍋のアルミでしょうか・・・、白く変色した天板部分が劣化具合を物語っています。
ガード内、反射板や燃焼筒周辺もホコリだらけです。

点火ボタンや給油サインの隙間には未知のホコリがビッシリ。
別な意味で具合が悪くなってきますね・・・。

数年にも及ぶ『自称メンテナンスフリー』で見るも無残な『コロナ RX-298W』
良い子のミンナはマメに掃除しようね~。

しんの状態をチェック
2-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の交換前の芯の状態
点火部分の消耗が著しいですが、ほかの部分もナカナカの燃焼具合です。


準備した燃焼器用しん『SX-B27WY形』
3-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-準備した燃焼器用しんSX-B27WY形
楽天で1,800円ほど。
複数機種で互換仕様なので、手持ちのストーブとの適合を良く確認しましょう。

親切丁寧な取り扱い説明書
4-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-準備した燃焼器用しんSX-B27WY形-付属の取扱説明書-マニュアル-しんの交換方法が詳しくて親切
分解方法から注意点まで細かく説明してあります。
作業前に一読しておくのが良さそうですね。

ちなみに、コロナだろがトヨトミだろうが、芯交換の取り扱い説明書は詳しく書かれています。
メーカーHPからPDFがダウンロードできますから、興味のある方は一度チェックしてみることをお勧めします

作業自体は簡単ですが、ちょっとしたコツがありますから、取扱説明書を眺めて無理そうなら販売店や業者に依頼するのが良いでしょう。


『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』の分解
手順は取扱説明書に詳しく書かれています。
こういう製品の内部は切りっぱなしの鉄板が各所にあって、不用意に触るとケガをしてしまいます
素手での作業はちょっと危険なので軍手なりを使って作業してください。

灯油タンク、燃焼筒、調節ツマミ、乾電池、を取り外しておく
5-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-タンク-燃焼筒-ツマミ-乾電池-を取り外す
必要があれば内部に残っている灯油をスポイトなどで除去しましょう。
今回は灯油タンク空で8ヶ月ほど放置してあるので、そのまま作業しました。

しん調節ツマミに隠れていたビスと本体側面のビスを外す
6-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-しん調節ツマミに隠れていたビスと本体側面のビスを外す

本体側面と背面のビスを外す
7-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-残りの本体側面のビスを外す
都合5本のビスを外すとキャビネット部分(ガワ)を外すことができます。

本体側面と背面のビスを外す
8-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-キャビネット-ガワ-の取り外し
キャビネット部分(ガワ)を取り外した状態。
本体内部にも積年のホコリが・・・(汗)

このビスを外して案内筒リングを外す
9-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-このビスを外して案内筒リングを外す
案内筒リングも汚れていますね。
火を扱う機器ですからね、こういうところのホコリはいただけません。

案内筒リングを外した状態
10-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-このビスを外して案内筒リング取り外し完了
カバーされている部分ですからキレイですね。

しん案内筒を固定している3か所のナットを外す
11-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-リード線をクランプから外して-しん案内筒を固定している3か所のナットを外す
3か所のナットと、リード線を固定しているクランプから外しておく。

しん案内筒とパッキンの取り外し完了
12-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-しん案内筒とパッキンの取り外し完了
点火装置ごとゴッソリ外れます。
パッキンの状態も併せて確認しましょう。
この辺のパーツのフチでケガをしやすいので慎重に作業しましょう。

スピンドルピンの確認
13-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-スピンドルピンの確認
しん押えと芯を外すために、芯の昇降機構のギアを外さねばなりません、。
で、調節ツマミの棒(スピンドル)を引っ張れば、ギアも一緒に芯押えから外れます。
ただ、矢印の位置のスピンドルピンが邪魔(ロック)してスピンドルを引っ張れないようになっています。

ストッパーを慎重に引き上げながらスピンドルを引っ張る
14-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-ストッパーを慎重に引き上げながらスピンドルを引っ張る
ストッパーは変形しやすいので慎重に。
スピンドルを引っ張るとギアも動きます。

しんと芯押えを引き抜く
15-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-しんと芯押えを引き抜く
スピンドルをシッカリと引っ張ってギアが外れている状態であればスムーズに外れます。
しんを左右に動かしながら引き抜くのですが、パッキンがはまっていたフチで手をザックリ切ってしまいました。
1年放置した状態でも芯には灯油がしみ込んでいますし、しっかりと手袋をして作業するのが良いですね。

しん押えの昇降金具とギアとが干渉して外しにくい
16-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-本体の分解-しん押えの金具-昇降機構-ギアと干渉して外しにくい

さて、やっと芯を交換できるところまでたどり着きました!
あとは新しい芯と交換して、逆の手順で組み立てて行けば良いワケです。

まぁ一息つきつつ、普段は清掃できない内部までキレイにしておきましょう。
とにもかくにも『自称メンテナンスフリー』で蓄積してしまったホコリを何とかします。

で、各パーツは灯油を含んだ古い芯で磨いてやります。
まぁアレです、5-56の代用ってことですね。

素早く浸透する系の潤滑防錆性の類の中身は、実は概ね灯油とアルコールです。
つまり『灯油を含んだ古い芯』で部品を磨いてやれば潤滑防錆性を確保できると、そういうことですね。

ついでに錆びやすいビスや鉄板の切れ目部分も磨いておきましょう。
ただし、グリスを差してある部分もあるので、そういうは避けて磨きましょう。
もしくは、古いグリスを落としてグリスアップしておけば完璧ですね。


『コロナ CORONA 石油ストーブ RX-298W』の芯の交換
いよいよ芯の交換です。
取り扱い説明書の通りに交換するだけですけどね。

しん押えから古い芯をはずす
17-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-しん押えから古い芯をはずす
古い芯はコゲコゲですね(汗)
細かい爪で芯を固定してあります。ツメはとがっているので注意ですね。
芯がズレないように、芯には固定具と、しん押えには固定具用の穴が、それぞれ数か所あります。

しん押えに新しい芯を取り付ける
18-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-しん押えに新しい芯を取り付ける
切り欠きの位置など細かく指定されているので、取扱説明書を良く見て作業してくださいね。
しんと芯押えは固定具でズレないように、細かいツメもプチプチと新しい芯にシッカリ刺していきます。

しん押えの昇降機構に切り欠きが2か所あります
19-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-しん押えの昇降機構-ギアと切り欠きの確認
この2か所の切り欠きの中央にスピンドルの先端が収まるように取り付けます。

しん押えと芯の取り付け
20-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-ギアがシッカリと噛み合いつつ-切り欠きの中央に来るように芯押えを取り付ける
ギアがシッカリと噛み合いつつ切り欠きの中央に来るように芯押えを取り付けます。
しんは一番下に下がっている状態です。

しん調節ツマミを仮取り付け
21-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-しん調節ツマミを仮取り付け
この状態で、芯の上下や各安全装置がしっかりスムーズに動作するか確認しましょう。

しんの位置を調整しながらパッキンと芯案内筒を取り付ける
22-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-しんの位置を調整しながらパッキンと芯案内筒を取り付ける
パッキンの付け忘れに注意です。
で、しん案内筒の内側の間隔が各部で同じになるように調整しながら3か所のナットを締めます。

しんの位置を調整しながらパッキンと芯案内筒を取り付ける
23-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-逆の手順で組み立てて作業完了-新しくなった芯
キャビネットの取り付けまで完了。
キャビネット、反射板、芯周辺のパーツ、すべてをキレイにしておきました。
しんが新品だと気持ち良いですね!

緊張の燃焼チェック
24-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-素早い着火と炎の安定性と火力がアップ
灯油を補給したら、芯に灯油がシッカリいきわたるまで待ちます
たまに芯を上下させたりして灯油を含ませていきましょう。
芯に灯油が十分に染み込んでいない状態で点火してしまうと、しんが燃えてしまいます。
せっかく芯を交換したんですから、芯を長持ちさせたくなるのが人情ですね。
で、いよいよ点火。素早い着火と炎の安定性と火力がアップしました!

僕の『コロナ 石油ストーブ RX-298W』が見違えました!
25-コロナ-CORONA-石油ストーブ-RX-298W-の芯交換-見違えました
まぁ新品には戻りませんけどね、性能は新品並みですよ!
数年にも及ぶ『自称メンテナンスフリー』で見るも無残な『コロナ RX-298W』だったのですが(笑)

それこそ1時間ほどの分解整備ですね。
芯を交換するだけなら3~40分でできそうです。
慣れていれば半分の時間でできますね。


おしまい

まぁ何はともあれ、冒頭のアノ画像の『コロナ RX-298W』がここまで見違えると嬉しいですね!

たった2,000円ほどの出費ですが、
・素早い着火
・炎の安定性
・火力
の全てが向上しました。
新品の時ってこんなんだったんだね!

寒い中、点火ボタンを何度も『ギューッ』てして、やっと着火。
そういうストレスから解放されるワケです。

数年にも及ぶ『自称メンテナンスフリー』で使われ続けた結果の不調ですからね。
『コロナ RX-298W』の無言の抵抗だったのかもしれません。

まぁあれです、こういう火を扱う機器はキレイに使っていた方が安全ですし故障も少なくなるでしょうね。
自称メンテナンスフリー(おサボり)にもほどがあると、ちょっと反省しなければなりません。


以上、『自作太陽光発電が好き!かんたんDIYソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。



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